2006年10月31日
シェリーの日
昨日も、シェリー樽熟成のモルトが多かったように思うのですが少し他の考えを持ちながら飲んでいた為、今日は純粋にシェリー樽熟成を味わってみようと考えております。さて、今日はどういう流れでシェリー樽を堪能していくのでしょうか?
STRATHISLA 1979 25yo [Signatory]
今日の1杯目は、Refill Sherry Butt で熟成された Strathisla 1979 25yo [Signatory] からのスタートです。普段 「昆布!昆布!」 と書き立てているのですが、1杯目に口にするとオークのほのかな香りにザラメのような甘さが現れてきます。シェリー樽熟成で並べていくならば、このくらいのシェリーの影響からのスタートが良いかもしれませんね。(今日のタイトル:『新緑の中で味わうわた飴』)
THE OLD MAN OF HOY 1992 12yo [Blackadder]
この流れは金曜日と同じでしたね。注いでから気がつきました…。そんな訳で2杯目は、The Old Man of Hoy 1992 12yo [Blackaddr] です。ピートとヘザーの香りが合わさり、なんとも言えない重厚感を生み出しています。甘さはアルコールの前に感じにくいのですが、しっかりとしたヘザーハニーの甘さを持っているようにも感じるのです。これを飲みながらオークニーの夕日を見てみたい気分に駆られてしまいました。(今日のタイトル:『オークニーの夕日を思い浮かべて』)
BLAIR ATHOL 1975 29yo [Signatory]
さて、今日は金曜日の途中からと全く同じ飲み順になりましたね。そんな訳で、3杯目は Blair Athol 1975 29yo [Signatory] なのですが、その前が無い分 味わいにも変化はあるのでしょうか? ストロベリーの風味がまず口の中で広がったかと思うと、そのまま甘みも強くなっていきます。その後無花果のような風味へと変化していくのですが、この時には甘みも比較的穏やかになり無花果の香りだけが長く続いていくのです。(今日のタイトル:『苺と無花果の盛り合わせ』)
※本日のブログで楽しんだモルトは、画像をクリックするとメインブログの紹介文にリンクされています。
やまはの飲んだくれ日記(メインブログ)
http://blog.livedoor.jp/kyamaha/
今日の1杯目は、Refill Sherry Butt で熟成された Strathisla 1979 25yo [Signatory] からのスタートです。普段 「昆布!昆布!」 と書き立てているのですが、1杯目に口にするとオークのほのかな香りにザラメのような甘さが現れてきます。シェリー樽熟成で並べていくならば、このくらいのシェリーの影響からのスタートが良いかもしれませんね。(今日のタイトル:『新緑の中で味わうわた飴』)
この流れは金曜日と同じでしたね。注いでから気がつきました…。そんな訳で2杯目は、The Old Man of Hoy 1992 12yo [Blackaddr] です。ピートとヘザーの香りが合わさり、なんとも言えない重厚感を生み出しています。甘さはアルコールの前に感じにくいのですが、しっかりとしたヘザーハニーの甘さを持っているようにも感じるのです。これを飲みながらオークニーの夕日を見てみたい気分に駆られてしまいました。(今日のタイトル:『オークニーの夕日を思い浮かべて』)
さて、今日は金曜日の途中からと全く同じ飲み順になりましたね。そんな訳で、3杯目は Blair Athol 1975 29yo [Signatory] なのですが、その前が無い分 味わいにも変化はあるのでしょうか? ストロベリーの風味がまず口の中で広がったかと思うと、そのまま甘みも強くなっていきます。その後無花果のような風味へと変化していくのですが、この時には甘みも比較的穏やかになり無花果の香りだけが長く続いていくのです。(今日のタイトル:『苺と無花果の盛り合わせ』)
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2006年10月30日
先日飲みそびれた…
10/28に疲れ果てて最後に飲みそびれたアレを今日は締めで飲みたいと思っています。しかし、そこまで元気に飲む事ができるのか?はたまた、どこかでダウンしてしまうのか…。今日の飲んだくれも迷走してしまいそうです。
TENINICH 1983 21yo [SMWS 59.31]
今日の1杯目は、Teaninich 1983 21yo [SMWS 59.31] からのスタートです。考えてみれば、このボトルからスタートするのは久しぶりですね。とても暖かな味わいで、ほのかにりんごの香りが漂う辺りが非常に和みの時間を与えてくれます。味わいは強くはなく、非常に穏やかなのも和みの要素のひとつなのかもしれません。(今日のタイトル:『ホットアップルで一息』)
MILTONDUFF 1993 11yo
[Gordon&MacPhail, Cask Strength]
2杯目には、Miltonduff 1993 11yo [Gordon&MacPhail, Cask Strength] といきなりコテコテシェリーに移りました。今日はヘーゼルナッツの風味の中にピスタチオも感じる事ができます。徐々にナッツのネクターのようになってきているのですが、意外にもさらりと滑らかですのでネクターという迄には至ってない感じですね。また、甘みが徐々に強くなってきており蜂蜜のような甘さも感じる事ができます。(今日のタイトル:『飲むミックスナッツの蜂蜜掛け』)
LAGAVULIN 1989 16yo [Official, Double Matured]
今日最後の1杯こそが、先日飲みそびれた Lagavulin 1989 16yo [Official, Double Matured] になります。先ほどの Miltonduff 1993 11yo [Gordon&MacPhail, Cask Strength] がコテコテシェリーだっただけにシェリーの影響は甘み程度しか感じず、甘みのある Lagavulin 16yo を飲んでいるような感じになります。しかし、少し時間が経つとカラメルのような甘さを感じ取る事もでき、少なからずもシェリーの影響が大きくある事に気付かされてくれるのです。(今日のタイトル:『アイラの息吹にスペインの太陽』)
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[Gordon&MacPhail, Cask Strength]
2杯目には、Miltonduff 1993 11yo [Gordon&MacPhail, Cask Strength] といきなりコテコテシェリーに移りました。今日はヘーゼルナッツの風味の中にピスタチオも感じる事ができます。徐々にナッツのネクターのようになってきているのですが、意外にもさらりと滑らかですのでネクターという迄には至ってない感じですね。また、甘みが徐々に強くなってきており蜂蜜のような甘さも感じる事ができます。(今日のタイトル:『飲むミックスナッツの蜂蜜掛け』)
今日最後の1杯こそが、先日飲みそびれた Lagavulin 1989 16yo [Official, Double Matured] になります。先ほどの Miltonduff 1993 11yo [Gordon&MacPhail, Cask Strength] がコテコテシェリーだっただけにシェリーの影響は甘み程度しか感じず、甘みのある Lagavulin 16yo を飲んでいるような感じになります。しかし、少し時間が経つとカラメルのような甘さを感じ取る事もでき、少なからずもシェリーの影響が大きくある事に気付かされてくれるのです。(今日のタイトル:『アイラの息吹にスペインの太陽』)
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2006年10月29日
175周年
先週はちょうど Springbank蒸留所を楽しんでいたので、今日の昔の Bottle Collections は Springbank蒸留所の175周年を記念したボトルを紹介してみたいと思います。そう言えば、先日は Taliskerも記念ボトルを出していましたよね。こちらも入手したかったのですが、その時の懐具合が芳しくなく購入できないまま時が過ぎているのです。
SPRINGBANK 175Anniversary 12yo [Official]
実は、このボトルを入手してしばらくしてから神戸のバーに行くとボトルが置いてありました。コレクションの一環で買ったボトルだけにすぐに開けるという考えが無かったので、1杯注文しましたのでテイスティングノートを綴ってありますので興味があれば是非のぞいて見てください。さて、こうした蒸留所の節目になるボトルの多くは、お祝いな訳ですから良い樽からボトルに詰める事が多いわけです。そこで、価格も若干高めに設定される事が多いのですが、はずれのボトルに当たる確立は低いと思われますね(もちろん、ないとは言えませんが…)。175周年を記念して詰められたボトルは、果たして蒸留所で働く方々のどんな思いが詰まっているのでしょうか?
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2006年10月28日
なぜか疲れた…
今日は、特に何もしていないのに疲れました。逆に何もしていない方が苦手な人種なので、何もしないでいる事の方が苦痛なのかもしれません。しかし、何かするとなるとお金が必要な訳で来週の3連休はどうなる事やらと連休が悩みの種になってたりもします。
LONGMORN 1987 14yo
[Cadenhead, Authentic Collection]
今日最初の1杯目は、Longmorn 1987 14yo [Cadenhead, Authentic Collection] からです。1/3の程減ってきたのですが、ボトルを開けてから初めて見たのですが徐々に澱が出始めました。それに合わせて味も若干変わってきたように思います。熟した洋梨の風味と青りんごの風味が合わさったような少し複雑な果実香を放ち始めたのです。この風味は最初の頃には感じませんでしたので、新たに現れてきた風味のようすね。(今日のタイトル:『洋梨と青りんごのフルーツパイ』)
TENINICH 1983 21yo [SMWS 59.31]
2杯目は熟成年数の順番で Teaninich 1983 21yo [SMWS 59.31] を選びました。今日は非常に果実香が強く、ホットアップルのような風味が漂います。また、甘さはハニーを感じる為、ホットアップルに蜂蜜を掛けた感じというのが適当なのかもしれません。その他の雑味はなく、非常に純粋にこの果物の味だけが長く続くのです。(今日のタイトル:『ホットアップルの蜂蜜掛け』)
MANNOCHMORE 1977 22yo [Ian Macleod, Chieftain's]
3杯目は、Mannochmore 1977 22yo [Ian Macleod, Chieftain's] という事で先ほどより1年熟成期間が延びましたね。その味は、非常に穏やかであり甘みがじんわりと広がっていきます。この甘さがちょうど綿飴のような感じですので、やはりショットグラスで飲むとザラメの味がするのかもしれませんね。(今日のタイトル:『口の中で溶けていくわた飴』)
STRATHISLA 1979 25yo [Signatory]
4杯目は、Strathisla 1979 25yo [Signatory] と先ほどより3年長熟です。もっとも熟成年数順に飲むのはあまり意味がない事で、熟成の早いモノもあれば熟成がゆっくりしているモノもある訳です。そんな訳で、ひとつもお遊びと思ってお付き合い頂ければと思います。さて、今日の Strathisla 1979 25yo [Signatory] は、最初のひと口は思いっきり昆布の香りを放っております。しかし、その後の風味は若干の果実香がしたかと思えば、やはりオークの香りが強烈に漂ってきます。まるで新樽にそのまま詰め込んだようですね。(今日のタイトル:『オークの香りと昆布の不思議な世界』)
MILTONDUFF 1993 11yo
[Gordon&MacPhail, Cask Strength]
5杯目からは、シェリー樽の影響の大きいモノを選んだ為 Miltonduff 1993 11yo [Gordon&MacPhail, Cask Strength] を選びました。このナッティーなモルトは、今日はナッツの風味が長く残ります。まるで、ヘーゼルナッツのエキスを加えたようにナッツの風味が前面に出ているのですが、そこにはコッテリ感はなく、さらりと喉を通るのが良いですよね。(今日のタイトル:『ヘーゼルナッツのドリンク』)
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[Cadenhead, Authentic Collection]
今日最初の1杯目は、Longmorn 1987 14yo [Cadenhead, Authentic Collection] からです。1/3の程減ってきたのですが、ボトルを開けてから初めて見たのですが徐々に澱が出始めました。それに合わせて味も若干変わってきたように思います。熟した洋梨の風味と青りんごの風味が合わさったような少し複雑な果実香を放ち始めたのです。この風味は最初の頃には感じませんでしたので、新たに現れてきた風味のようすね。(今日のタイトル:『洋梨と青りんごのフルーツパイ』)
2杯目は熟成年数の順番で Teaninich 1983 21yo [SMWS 59.31] を選びました。今日は非常に果実香が強く、ホットアップルのような風味が漂います。また、甘さはハニーを感じる為、ホットアップルに蜂蜜を掛けた感じというのが適当なのかもしれません。その他の雑味はなく、非常に純粋にこの果物の味だけが長く続くのです。(今日のタイトル:『ホットアップルの蜂蜜掛け』)
3杯目は、Mannochmore 1977 22yo [Ian Macleod, Chieftain's] という事で先ほどより1年熟成期間が延びましたね。その味は、非常に穏やかであり甘みがじんわりと広がっていきます。この甘さがちょうど綿飴のような感じですので、やはりショットグラスで飲むとザラメの味がするのかもしれませんね。(今日のタイトル:『口の中で溶けていくわた飴』)
4杯目は、Strathisla 1979 25yo [Signatory] と先ほどより3年長熟です。もっとも熟成年数順に飲むのはあまり意味がない事で、熟成の早いモノもあれば熟成がゆっくりしているモノもある訳です。そんな訳で、ひとつもお遊びと思ってお付き合い頂ければと思います。さて、今日の Strathisla 1979 25yo [Signatory] は、最初のひと口は思いっきり昆布の香りを放っております。しかし、その後の風味は若干の果実香がしたかと思えば、やはりオークの香りが強烈に漂ってきます。まるで新樽にそのまま詰め込んだようですね。(今日のタイトル:『オークの香りと昆布の不思議な世界』)
[Gordon&MacPhail, Cask Strength]
5杯目からは、シェリー樽の影響の大きいモノを選んだ為 Miltonduff 1993 11yo [Gordon&MacPhail, Cask Strength] を選びました。このナッティーなモルトは、今日はナッツの風味が長く残ります。まるで、ヘーゼルナッツのエキスを加えたようにナッツの風味が前面に出ているのですが、そこにはコッテリ感はなく、さらりと喉を通るのが良いですよね。(今日のタイトル:『ヘーゼルナッツのドリンク』)
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2006年10月27日
金曜日はのんびりと
今日の1杯目はテイスティングです。そう Mannochmore 1977 22yo [Ian Macleod, Chieftain's] を水曜日に封を切りましたので、今日テイスティングを行ったのです。やはりテイスティンググラスに変えると味わいは変わり、リコリスの味わいがしっかりと現れてきました。また甘みもザラメのように強いモノではなく、蜂蜜を連想させるようなものでした。それだけにリコリス(甘草)にハニー(蜂蜜)を掛けたような味わいを感じる事ができたのです。(今日のタイトル:『リコリスとハニーの競演』)
[Cadenhead, Authentic Collection]
1杯目の印象から2杯目は Longmorn 1987 14yo [Cadenhead, Authentic Collection] を選びました。その味わいは、一瞬固さも感じるのですが、その固さが溶け始めるとベリーの風味が徐々に丸い感じで現れ始め口の中に微かに残りつづけます。それは、まるで味わいの要素を固めた氷が溶けるかのようで、口の中で長い時間その味わいに酔いしれる事ができるのです。(今日のタイトル:『ミックスベリーのアイスキューブ』)
3杯目には、Strathisla 1979 25yo [Signatory] を選んだのですが、今日は非常にオークの香りが強く感じました。もともと甘さの強いモルトではなかったので、まるでオークチップを漬け込んでいるかのようにフレッシュオークの香りがしたのです。その後も、このオークのオイリーな風味が長く残りまるでオークの森に迷い込んだようでした。(今日のタイトル:『オークの森で迷子』)
今日は金曜日ですからね。まだ行きますよ!さて、4杯目は The Old Man of Hoy 1992 12yo [Blackaddr] を注ぎました。ここからシェリー樽熟成の出番ですね。このヘザーの効いたピートの風味は Highland Park の良い部分が前面に出ていますよね。ボトルも半分ほどになってきて、昔のオフィシャルの12年にあった重厚感すら感じる事ができるのです。今が一番美味しい時かもしれませんね。(今日のタイトル:『ヘザーハニーの重厚感』)
さてさて5杯目にいよいよ突入です。ここで大変な事に気がつきました!家で開いているボトルが Lagavulin 1989 16yo [Official, Double Matured] 以外は全部 55%を超えています。そして、5杯目に選んだボトルも Blair Athol 1975 29yo [Signatory] 57.4% となりました。個人的には加水しているよりも Cask Strength の方が好きなのでそうなるのですけど…(汗)。5杯目ともなると胃に染みながらも、この甘さと無花果のような味わいは至福の時間を与えてくれますね。このモルトを飲みながら今日もゆっくり時間が過ぎていきそうです。(今日のタイトル:『無花果のコンポート 3種のベリーを添えて』)
今日最後を締めくくるのは、Michel Huard 1987 18yo (Calvados) です。これが6~7杯目になるのですが、このりんごの風味は今まで飲んで疲れてきた胃をほぐしてくれますね。穏やかで自然なりんごの風味に熟成感が合わさったこの Calvados は飲んでいる時間をゆっくりと過ごしてくれるのです。(今日のタイトル:『穏やかなりんごが時間を遅らす』)
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2006年10月26日
デキャンタ
デキャンタ入りと言えば、非常に豪華な感じがしますよね。今家にあるボトルでデキャンタに入っているのは2本なのですが、片方はエジンバラ・クリスタルです。しかし、Signatory の最近の Cask Strength はエジンバラクリスタル製のボトルに入っているんですよね。なので、今日の話題になるデキャンタもボトルと言っても良いかもしれませんが、これはデキャンタと謳っているのです。
PORT ELLEN 1978 20yo
[Signatory, Port Finish Edition2]
このボトルとの出会いは、旅行先のとある酒屋さんででした。その当時、熊本の酒屋さんで結構購入をしていたので、即電話をして入手可能かを確認していただいた記憶があります。きっと、このボトルには引き寄せられる何かがあったのでしょうね。しばらくして、酒屋さんからお電話があり、「入手可能ですよ」との事。早速、注文を入れて後日買いに伺いました。ところが、バーで見かける事がないまま時間が過ぎてしまい、一度飲んでみたいなと思ったまま今日まですっかり忘れていました。このブログを書く事で、このボトルを飲んでみなければと言う記憶も甦り、少し得した気分で今文章を綴っていますが、飲む機会は訪れるのでしょうか?
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[Signatory, Port Finish Edition2]
このボトルとの出会いは、旅行先のとある酒屋さんででした。その当時、熊本の酒屋さんで結構購入をしていたので、即電話をして入手可能かを確認していただいた記憶があります。きっと、このボトルには引き寄せられる何かがあったのでしょうね。しばらくして、酒屋さんからお電話があり、「入手可能ですよ」との事。早速、注文を入れて後日買いに伺いました。ところが、バーで見かける事がないまま時間が過ぎてしまい、一度飲んでみたいなと思ったまま今日まですっかり忘れていました。このブログを書く事で、このボトルを飲んでみなければと言う記憶も甦り、少し得した気分で今文章を綴っていますが、飲む機会は訪れるのでしょうか?
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2006年10月25日
サンポール逝く
今日の1杯目には、昨日に続き、先日パヒュームが非常に強く "サンポール" と表現した Glen Garioch 1988 15yo [Whisky Galore] を注ぎました。これで、遂にボトルが空になりましたので、家で待機している Mannochmore 1977 22yo [Ian Macleod, Chieftain's] が登場する事になると思われます。さて、今日の味ですが、昨日と同じく1杯目に持ってきていますので、果実の甘みが強く、微かにピートの風味が合わさったような味わいが穏やかな時間を作り上げていくのです。(今日のタイトル:『泥の付いたりんごを丸かじり』)
2杯目には、先の予告通り Mannochmore 1977 22yo [Ian Macleod, Chieftain's] の封を切りました。これは、口に付けた瞬間に甘さが一気に広がります。それはザラメのような強い甘みで、そこに穏やかなエステル香が合わさります。香りは果実香まではいかず、穏やかな熟成香だけが漂うのです。甘さが強いのではっきりと見えないのですが、若干のとろろ昆布のような旨味も感じるのです。(今日のタイトル:『穏やかな香りとザラメの強い甘み』)
今日最後の3杯目は、Strathisla 1979 25yo [Signatory] で締めようと思います。実は、次にこのボトルを選んだのは、Mannochmore 1977 22yo [Ian Macleod, Chieftain's] の延長線上に思い描けたからなのですが、口にするとその考えが甘かった事に気付かせてくれました。そう、昆布の味の強さが桁違いだったのです。しかし昆布の味の後に、ラムネを食べた時やビオフェルミンを飲んだ後に感じる粉っぽい感じが残るのです。これは、今までには感じなかった部分ですので、新たな発見ですね。(今日のタイトル:『昆布に隠れたラムネの粒』)
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2006年10月24日
今日も飲むぞ!
今日の1杯目は、徐々にパヒュームが強くなっている Glen Garioch 1988 15yo [Whisky Galore] です。さすがに、最後や途中に飲むのと寝る前にがっかりする事になりかねないと最初の1杯にしました。口当たりはりんごの風味があるのですが、一息付いた瞬間にパヒュームが花開きます。ピートの香りは随分と抑えられて、穏やかなりんごの風味が長く続きました。(今日のタイトル:『パヒュームに負けないりんごの風味』)
2杯目には、久しぶりに Teaninich 1983 21yo [SMWS 59.31] を注ぎます。レモンの風味にマジックのインクのような香りが合わさるのですが、ゆっくりとオークの香りが持ち上がってくるのです。最後には、新樽のようなオークの木の香りが若干の酸味を伴って香るのですが、飲み始めのマジックインクの香りが印象的でした。(今日のタイトル:『文房具屋で飲むレモネード』)
今日最後の1杯は、Lagavulin 1989 16yo [Official, Double Matured] で締めたいと思います。まあ、簡単に言えばアイラな気分だったのです。それだけに、ピートの香りをしっかりと感じる事ができた上に、シェリーの甘い風味が合わさります。磯の香りは最後にバニラ香と合わせてほんのりと香る程度なのですが、ヨードの香りは比較的強く感じました。(今日のタイトル:『シェリーの甘さを持つ毒草丸』)
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2006年10月23日
家のみだぁ~♪
今日は1杯目から Blair Athol 1975 29yo [Signatory] を選択してみました。栓をひねった瞬間から甘いエステル香が漂い始めました。そして、口を付けると無花果のような風味と甘さが一気に全身を駆け抜けて行くのです。最初の1杯目から、こんな美味しいモルトを飲んで良いのかな?などと若干の不安を覚えつつも、1杯目からモルトを堪能してしまいました。(今日のタイトル:『砂糖で煮た無花果のデザート』)
2杯目には、Glen Garioch 1988 15yo [Whisky Galore] を注いだのですが、なかなか頑固でまだなくなりません。あと3杯くらい取れそうな気がしてきました。Blair Athol 1975 29yo [Signatory] の後に飲むと、非常にパヒューミーでありピートの香りはアクセントにしか過ぎないのです。この強いパヒュームは、すでに石鹸を超えてサンポールの域に達してしまっていますね。(今日のタイトル:『掃除のできないサンポール』)
[Cadenhead, Authentic Collection]
今日最後の3杯目には、Longmorn 1987 14yo [Cadenhead, Authentic Collection] を選びました。穏やかな木の香りは徐々に栗へと姿を変えていきます。最後には、いつものようにほのかにベリーの風味が現れるのも面白いですよね。また、2口目にはストロベリーの風味がしっかりと感じる事ができる為、いつもの完成度の高い Longmorn 1987 14yo [Cadenhead, Authentic Collection] に感動しつつ今日の夜も更けていくのでした。(今日のタイトル:『ストロベリーの風味と甘さが織り成すハーモニー』)
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2006年10月22日
3つの顔
今回の東京では、先にお気に入りバー&パブを更新した事からもお解りの通り、開店と同時に HAZELBURN に取材に行って参りました。その時には、STRONG BOW (Cider) と THE GLENLIVET 18yo [Official] を飲みながら食事を頼んできたのですが、その部分に付いては気軽に食事をとりたいので割愛させて頂きます。その後の、モルトをゆっくりと楽しんだ部分をブログにしたいと思います。
食事を頂き、その後にゆっくりとモルトを楽しむ1杯目に選んだのは Rosebank 1991 14yo [Whisky Exchange] です。もう少し華やかなモルトを想像してたのですが、口に含んでみると軽めのスペイサイド・モルトと言われても違和感がない程のりんごの風味が印象的でした。もちろん、始めは花のような穏やかな香りだったのですが、それが徐々にりんごの風味を持ち始め、最後には熟したりんごのようにまでしっかりとした味わいを持ったのでした。(今日のタイトル:『花に吸い寄せられた蝶が吸う蜜』)
今日は、Longrow Fair をしていたので、こうなったら Spring Bank 蒸留所の持つ3つの顔を飲んでみようと、2杯目には Hazelburn 8yo [Official] を頂きました。このモルトは、最初に非常にはっきりとした洋梨の味わいがするのですが、時間と共に洋梨の風味がりんごの風味へと取って変わっていくのが面白かったです。まだ若いモノの、そうした若さはあまり感じないのは3回蒸留の熟成が早くなる部分が良い形で現れた結果かもしれませんね。(今日のタイトル:『洋梨の風味とりんごの風味の競演』)
3杯目には、ピートの段階を1段上げて Spring Bank 15yo [Official] です。そうは言っても、現行のボトルを飲んでも面白くないので古いボトルを頂く事にしました。ボトルの中もかなり減っていたので、若干風味は薄れてしまっているかもしれないのですが、それでも充分に自己主張する香水のような香りを伴った甘さが際立っていました。また、Hazelburn 8yo [Official] の後だけにピートの香りもしっかりと感じる事ができたのも面白かったですね。(今日のタイトル:『穏やかな甘みをもつ香水』)
今日最後のモルトとして選んだのが Longrow 1974 25yo [Official] です。このボトルには否の付け所がないですね。ピートの香り・華やかな香り・長期熟成による果実の香りが非常にバランス良く存在し、どれもがしっかりとしているのです。そして、最後の方に香るバニラ香も全体のバランスを崩す事なく現れて、そのまま存在してしまうのも面白いですね。これだけハッキリとした味わいで、余韻まで長く楽しませてくれるモルトを飲めるというのは幸せ以外の何ものでもないですね。(今日のタイトル:『ピートと果実の香り溢れる泉』)
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2006年10月21日
最近閉鎖されました…。
閉鎖された蒸留所と言えば一昔前を想像し、今では世界的なモルトブームに乗って新しい蒸留所の建設ラッシュという中で、閉鎖してしまった蒸留所も存在するのです。それは、あまりにも大きなポットスチルから、「この蒸留所は大量に造るか、全く造らないかのどちらかである」とまで言わせた Imperial 蒸留所なのですが、この蒸留所からは時々非常に秀逸で個性的なモルトが出てくるので好きな蒸留所のひとつでした。
IMPERIAL 1991 12yo [Gordon&MacPhail]
個人的には Speyside で非常に過小評価されている蒸留所のひとつと思っていたのですが、そのまま閉鎖されてしまいました。実は、このボトルを見たときに Imperila が Cask Strength で瓶詰めされる事が少ないのと、Gordon&MacPhail が、あまり Cask Strength で瓶詰めをしない事から、美味しいに違いないというインスピレーションからでした。1本を開けてあまりの美味しさに知り合いのバーテンダーの方に連絡して一緒に購入したのを覚えています。バーの方にもボトルを開けると1ヶ月と持たずに無くなってしまったという非常に評判の良いモルトだったのです。こういう良いモルトを造る蒸留所がまたひとつ無くなったのは悲しい出来事ですよね。もちろん2本買って1本は飲んでいますよ。
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個人的には Speyside で非常に過小評価されている蒸留所のひとつと思っていたのですが、そのまま閉鎖されてしまいました。実は、このボトルを見たときに Imperila が Cask Strength で瓶詰めされる事が少ないのと、Gordon&MacPhail が、あまり Cask Strength で瓶詰めをしない事から、美味しいに違いないというインスピレーションからでした。1本を開けてあまりの美味しさに知り合いのバーテンダーの方に連絡して一緒に購入したのを覚えています。バーの方にもボトルを開けると1ヶ月と持たずに無くなってしまったという非常に評判の良いモルトだったのです。こういう良いモルトを造る蒸留所がまたひとつ無くなったのは悲しい出来事ですよね。もちろん2本買って1本は飲んでいますよ。
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2006年10月20日
いよいよ解禁!
健康診断も無事に終わり、いよいよお酒解禁です!そんな訳で、明日は東京に飲みに出るのですが、その前に健康診断終了を記念して軽く飲んでおこうと思います。なになに… そんな酒飲みの言い訳は良いから? すみません… (;^_^A アセアセ
STRATHISLA 1979 25yo [Signatory]
解禁初日の1杯目に選んだのは Strathisla 1979 25yo [Signatory] です。少し時間を置く事で昆布の香りは、ほんのりと香水のような香りを放つようになっていました。そして、口の中を通りすぎると非常に良い香りが立ち昇ります。もちろん、若干の昆布の味は始めにあるのですが、それが香水のように変化し、最後にはぶどうを感じるようになっていくのです。(今日のタイトル:『香水をつけすぎた女性と食べるうどん』)
GLEN GARIOCH 1988 15yo [Whisky Galore]
2杯目には、Glen Garioch 1988 15yo [Whisky Galore] を選んだのですが、これはもう残り少しなので減らしにかかっているので毎日登場します。その味わいは刻一刻と変化すると思うのですが、今日はキャラメルを包んでいる硫酸紙のような味がしました。若干のいがらっぽさも残るのですが、キャラメルの味と蝋のようなオイリーさと紙のような味わいが後に尾を引いていくのです。(今日のタイトル:『キャラメルを包んでいる紙』)
MILTONDUFF 1993 11yo
[Gordon&MacPhail, Cask Strength]
今日の最後である3杯目には、Miltonduff 1993 11yo [Gordon&MacPhail, Cask Strength] を注ぎました。このナッティーでフルーティーな風味はやはり絶妙ですね。アルコール度数も高いのでその後のほわ~とくる熱感もモルトを飲んでいる感覚を肌で感じる事ができます。やはり、久しぶりのシングルモルトは美味かったです。これからも、この命の水と共に人生を歩んで行く事でしょう。ちょっと大袈裟過ぎましたかね?(今日のタイトル:『ナッツの風味と落ち着いたフルーツ』)
※本日のブログで楽しんだモルトは、画像をクリックするとメインブログの紹介文にリンクされています。
やまはの飲んだくれ日記(メインブログ)
http://blog.livedoor.jp/kyamaha/
解禁初日の1杯目に選んだのは Strathisla 1979 25yo [Signatory] です。少し時間を置く事で昆布の香りは、ほんのりと香水のような香りを放つようになっていました。そして、口の中を通りすぎると非常に良い香りが立ち昇ります。もちろん、若干の昆布の味は始めにあるのですが、それが香水のように変化し、最後にはぶどうを感じるようになっていくのです。(今日のタイトル:『香水をつけすぎた女性と食べるうどん』)
2杯目には、Glen Garioch 1988 15yo [Whisky Galore] を選んだのですが、これはもう残り少しなので減らしにかかっているので毎日登場します。その味わいは刻一刻と変化すると思うのですが、今日はキャラメルを包んでいる硫酸紙のような味がしました。若干のいがらっぽさも残るのですが、キャラメルの味と蝋のようなオイリーさと紙のような味わいが後に尾を引いていくのです。(今日のタイトル:『キャラメルを包んでいる紙』)
[Gordon&MacPhail, Cask Strength]
今日の最後である3杯目には、Miltonduff 1993 11yo [Gordon&MacPhail, Cask Strength] を注ぎました。このナッティーでフルーティーな風味はやはり絶妙ですね。アルコール度数も高いのでその後のほわ~とくる熱感もモルトを飲んでいる感覚を肌で感じる事ができます。やはり、久しぶりのシングルモルトは美味かったです。これからも、この命の水と共に人生を歩んで行く事でしょう。ちょっと大袈裟過ぎましたかね?(今日のタイトル:『ナッツの風味と落ち着いたフルーツ』)
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2006年10月19日
みーつけた!
古いボトルを探すのは、ある意味かくれんぼをしてるような感覚さえする事があります。あまり栄えていなさそうな酒屋や、かつては賑わっていたであろう観光地などを訪れた時に、ひょっこり入る酒屋さんで隠れているボトルを見つける訳です。
J&B RARE
このボトルと出会ったのは、車で少し遠出したときに見つけた酒屋さんにふらりと立ち寄った時でした。何気に棚を見ていると飛び込んできたのがこのボトル。後日紹介しようと思っているボトルと一緒に思わず購入しちゃいました。さすがに酒税の高い時代のボトルだけに、当時の値段のままなのですがお値段もそれなりにしております。そうは言ってもプレミアは付いていないので、充分お安い値段ではあるのですが…。先日、現行の J&B Rare と遭遇したのですが、昔の方がラベルそのものにも重みがありますね。古いボトルと2本並べながら、今の J&B Rare を飲んでいると昔のボトルがどんな味をしていたのかと妄想だけが掻き立てられてしまいますよね。
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このボトルと出会ったのは、車で少し遠出したときに見つけた酒屋さんにふらりと立ち寄った時でした。何気に棚を見ていると飛び込んできたのがこのボトル。後日紹介しようと思っているボトルと一緒に思わず購入しちゃいました。さすがに酒税の高い時代のボトルだけに、当時の値段のままなのですがお値段もそれなりにしております。そうは言ってもプレミアは付いていないので、充分お安い値段ではあるのですが…。先日、現行の J&B Rare と遭遇したのですが、昔の方がラベルそのものにも重みがありますね。古いボトルと2本並べながら、今の J&B Rare を飲んでいると昔のボトルがどんな味をしていたのかと妄想だけが掻き立てられてしまいますよね。
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2006年10月18日
余市蒸留所訪問 最終夜

今日は余市蒸留所訪問 最終夜という事で、熟成の行程を見学してみましょう。余市蒸留所が世界に誇れるもののひとつとして Cooper Village で、その技術を習得すべく Scotland からも勉強に来られているのです。そんな余市蒸留所の熟練した樽職人により作られた樽に詰められたスピリッツは、写真手前の1号熟成庫から奥にずらっと熟成庫が並んでいます。この地区の熟成庫は、全体的に背丈も低く、2段程度積むだけの昔ながらの創りになっていますが、ビジターセンター奥の熟成庫は、高さもあり現代的なラック式の熟成庫になっているそうです。ただ、この地区の熟成庫の方が、良いモルトが生まれるそうで、樽に苔がむすことも、しばしばあるとの事で、良いモルトを生みだす熟成庫との事でした。

少し暗いのは申し訳ないのですが、こちらが1号熟成庫の内部です。シェリーバッドが2段積みで天上ギリギリになっている事が解って頂けると思います。また、フラッシュを使っても、これが限界の明るさという事からも暗く、湿度もある空間になっている事が良く解ると思います。これだけ、暗く湿度が高いことがシェリー樽などでは良いモルトが生まれる事が多く、バーボン樽は、ラック式の大きな熟成庫に眠らせている事が多いとの事でした。
3日間に渡って余市蒸留所を訪問した時のお話を綴ってみましたが如何でしたでしょうか? 写真撮影が可能な蒸留所で、詳しいお話が聞ければこうした機会も作って行きたいと思うのですが、なかなかそういう場所は日本には少ないですね。明日からは再び通常ブログに戻りたいと思うのですが、休肝週最終日の明日は昔のボトル特集になります。どんなボトルを紹介するのかは、明日の楽しみにしていてください。
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2006年10月17日
余市蒸留所訪問 第2夜

今日は余市蒸留所訪問 第2夜という事で、蒸留の行程を見学してみましょう。写真を見ると4つの釜が並んでいますが、手前3基が初溜釜で、奥の1基は実験用の釜との事です(実際には、特殊なモルトを作るのに用いられている様子)。ちなみに、加熱方法はスコットランドでも珍しい昔ながらの石炭による直火炊きで温度が上がり過ぎた時は、窯のふたを開けるそうです。そして、コンデンサーはこの奥にあるのですが、スピリッツセーフは存在せず、出来たスピリッツの状態とアルコール濃度でカットオフを行っているとの事でした。そして、初溜釜3基から出来たスピリッツは1つにまとめられ、再溜釜に送られる事になります。

その再溜釜が、奥にある2基なのですが、奥の釜(7号釜)に注目してください。形も特殊なのですが、話によるとコンデンサーも特徴があるそうで、この釜が余市の特徴を付けているとの事です。また、この7号釜は容量もかなり大きく、一度に大量のスピリッツを生みだす事ができるそうです。しかし、この2基の釜から生み出されたスピリッツも1つにまとめられて、樽詰めされ熟成庫へと眠るようになるわけです。
今日の訪問記はここまでです。いよいよ蒸留も済んで樽に詰められ熟成庫で眠るわけですが、この熟成庫もなかなか風情があって良い感じでした。明日は最終第3夜という事で、もちろん「熟成」の行程を書いてみようと思います。この行程は樽職人の腕と自然が産みだす神秘ですよね。その神秘を少しでも紐解ければと思い、明日も綴っていきたいと思いますので、お付き合いくだされば光栄です。
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2006年10月16日
余市蒸留所訪問 第1夜

年に1度の休肝週に「余市蒸留所訪問記」を綴って行こうと思うのですが、訪れたのは2005年7月の始めでした。JR余市駅を降りて、蒸留所の入口をくぐると、右手にキルン(写真)が見えてきます。使用しているピートは、夏の間に石狩平野から切り出したものを使用しており、純国産というより、純石狩産のモルトの製造がここからスタートします。ちなみに、ピートの写真を撮るのを忘れてしまいました。ここで、まずは麦芽を乾燥させ成長を止めるのですが、ピートの炊き込む量で味わいが変化するのです。次にマッシュタンでウォートを生成し、その次にファーメンテーションの行程に移るのですが、余市では、ステンレス製のマッシュタンを利用していました。
今日の訪問記はここまでです。実はこの余市訪問1泊2日という強行軍で、鹿児島空港から新千歳空港経由で訪れたのでした。第2夜は、「蒸留」の行程を書いてみようと思うのですが、さてさてどういう話を聞いてこれたのか!がんばって綴って行こうと思います。
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2006年10月15日
手書きの温もり
いきなりですが、手書きのモノって何かぬくもりを感じたりする事はありませんか?今はメール全盛時代になってしまいましたが、メールよりも手紙の方がもらった時に温かさを感じますよね。そして、何か商品を買った時に店長さんが手書きのカードを1枚付けてくれるだけでも嬉しいものです。そんな手書きの温かさを持ったシリーズが少し前まであったのです。
THE GLENLIVET 32yo
[Kingsbury, Hand Wrighting Series]
このシリーズは数本のリリースがあったと思うのですが、どれもそれなりの金額をしていたので結局購入したのはこの1本だけになってしまいました。この手書きの文字がプリントされた造り手の温もりを感じる中に、Kingsbury社のエンブレムが判子で押されたようにあるのも惹き付けられたのです。もちろん、中のモルトも魅力満点の色合いで即決で購入したのを思い出します。今でも、このボトルは見るたびにニヤニヤとしてしまいそうになる1本ですね。時々、このシリーズの Highland Park が市場に出てくるので、懐に余裕があれば手に入れたいと思うのですが、なかなか良い巡り合わせがこないのです。
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[Kingsbury, Hand Wrighting Series]
このシリーズは数本のリリースがあったと思うのですが、どれもそれなりの金額をしていたので結局購入したのはこの1本だけになってしまいました。この手書きの文字がプリントされた造り手の温もりを感じる中に、Kingsbury社のエンブレムが判子で押されたようにあるのも惹き付けられたのです。もちろん、中のモルトも魅力満点の色合いで即決で購入したのを思い出します。今でも、このボトルは見るたびにニヤニヤとしてしまいそうになる1本ですね。時々、このシリーズの Highland Park が市場に出てくるので、懐に余裕があれば手に入れたいと思うのですが、なかなか良い巡り合わせがこないのです。
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2006年10月14日
14時間半耐久…
休肝週に突入する前に熊本に飲みに行ってきたのですが、これが恐ろしいことに14時間半もだらだらと飲む事になってしまいました。そのスタートとなったのが、昼間っからのサンプルテイスティングに始まりました。これがどこの蒸留所お酒かと言うのは今の段階では内緒ですが、そのうち紹介する日がやってくる事になるでしょう。今日の飲み始めはここからなのですが、その後 Bar Masquerade の紹介(やまはのお気に入りバー&パブ)をする為にオープン前に取材に突入し、晩ごはんを食べて本格的に飲みに突入するのです。
飲みに繰り出しての1杯目は「ざくろを使ったカクテル」からのスタートです。食事の後だけに、ジュースのように飲めるようなお酒という事で作って頂きました。カラント・ウォッカとザクロジュースとグレープフルーツジュースで作られたこのお酒は食後にちょうど良い感じだったのですが、これから始まる恐ろしく楽しい1日のスタートになる事には気が付きませんでした。
2杯目には、果物の味をすっきりさせてモルト街道に進めるようにと Gin Fizz を作って頂きます。しかし、この時点でサンプルテイスティングがボディーブローのように効いており、非常にゆっくりとしたペースでのスタートとなりました。しかし、ここから先のペースは普段のペースになりましたので、この Gin Fizz がちょうど良い転換点になったのです。
[Cadenhead, Authentic Collection]
3杯目からモルト街道に進むのですが、最初の1杯が Glenglassaugh 1978 26yo [Cadenhead, Authentic Collection] という素晴らしいモルトとの出会いです。滑らかで絹のような喉越しと熟したりんごのような甘い風味、こうした非常に香り高いモルトと出会うと至福の時を感じますよね。(今日のタイトル:『熟したりんごの風味を放つシルク』)
2杯目には、Talisker 18yo [Official] を選んだのですが、これはカマンベールチーズに胡椒を挟んだモノを出して頂き、これを食べた時に Talisker が脳裏を過ぎったからなのです。もちろん、相性は抜群でモルトの持つ胡椒のスパイシーさと磯の風味、そしてチーズのクリーミーさが絶妙なバランスで絡み合います。こうしたモルトの飲み方もたまには良いモノですね。(今日のタイトル:『胡椒を掛けた磯の味わい』)
ここで店を移動して3杯目に Clynelish 1987 18yo [Signatory] を選んでみました。この Clynelish も Glenglassaugh に負けず劣らずのりんごの風味を放ちます。しかし、よく見てみると Refil Sherry なんですね。非常に良い樽に寝かされていたのでしょう。熟し切ったりんごの風味が始めから終りまで漂い続けるのですが、その風味はなかなか薄れずに長い時間楽しませてくれたのです。(今日のタイトル:『時間をかけて熟し切ったりんご』)
今日のモルトの最後は、Linkwood 1988 17yo [Signatory] で締めました。このモルトなんとへゼルナッツのような風味を持つ赤ワインの香りが強く漂っていたのですが、口にしても同じ様にヘーゼルナッツの風味を持った赤ワインの味わいがするのです。モルトを飲んでいるのに赤ワインを飲んでいるような感覚というのも面白いものですよね。(今日のタイトル:『へーゼルナッツの風味を持つ赤ワイン』)
こうして、夜はふけて行くのですがこの後も J&B を数杯飲んだりと気が付いた時には、サンプルテイスティングを皮切りに14時間半もだらだらと飲みつづけていたのです…(反省)
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2006年10月13日
ケルト文化
スコットランドと言えばケルト人とゲール語のイメージが強いと思うのですが、ゲール語はケルト語から派生した言語と言われています。また、宗教の面では自然崇拝の多神教であり、それらをまとめているのがドルイドと言われる神官になります。ここでゲームをする方は、何かRPGの世界観に似ているなぁと思われたと思うのですが、まさに妖精のルーツでもありゲームの世界観にも大きな影響を与えている文化なのです。
ROSEBANK 1989 15yo [Kingsbury, Celitic Collection]
ケルト文化は文字を持たなかったのですが、後にオガム文字やレポント文字を使って表記するようになったのですが、これらを私たちはケルトの文字として認識していると思われます。そうしたケルトの装飾に用いられたりする図形や文字を使ったエチケットを用いているのが、Kingsbury が2004年から新たにリリースをした Celtic Collection なのですが、この Series 以前は文字だけで表記されていました。新しいシリーズのエチケットは、見た目にも美しくなっていますよね。今回のボトルは Rosebank 1989 15yo [Kingsbury, Celtic Collection] です。日本で発売された時に2本買っていますので、1本は飲んでおりメインブログにテイスティングノートも記載しております。
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ケルト文化は文字を持たなかったのですが、後にオガム文字やレポント文字を使って表記するようになったのですが、これらを私たちはケルトの文字として認識していると思われます。そうしたケルトの装飾に用いられたりする図形や文字を使ったエチケットを用いているのが、Kingsbury が2004年から新たにリリースをした Celtic Collection なのですが、この Series 以前は文字だけで表記されていました。新しいシリーズのエチケットは、見た目にも美しくなっていますよね。今回のボトルは Rosebank 1989 15yo [Kingsbury, Celtic Collection] です。日本で発売された時に2本買っていますので、1本は飲んでおりメインブログにテイスティングノートも記載しております。
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2006年10月12日
歴史の始まり
どんな歴史ある会社でもその始まりはある訳で、若い蒸留所やボトラーであってもこの先何年も続けて行く事で歴史ある蒸留所・ボトラーへとなっていくのです。しかし、昨今のインディペンデント・ボトラーの事情を見てみると、非常に多くのボトラーが世界中に生まれています。これは、数年先には必ず淘汰される時期が来る事になると思うのですが、そうしたインディペンデント・ボトラー戦国時代をどこが生き抜いて行くのかを見て行くのも面白いかもしれませんね。
THE GLENLIVET 1972 26yo [Murray McDavid]
今回のコレクションの紹介のボトルは Murray McDavid の初期のボトリングです。このインディペンデント・ボトラーは今では Bruichladdich のオーナーであり、また瓶詰め業者としても US向けの Mission Series (Lagavulin 1979) などでも評価を得ているのです。その初期ボトリングを入手したのは数年前になるのですが、実はこの時に市場に流れたのはインポーターさんの倉庫から出てきた為でした。そんな幸運が重なり、このボトルも2本手に入れる事ができたので、1本は2年程前に飲んでいる為にメインブログでテイスティングノートを公開しています。しかし、今家に置いてあるものは澱が全く出ていないのですが、飲んだ方は若干の結晶様のものが出ていましたので若干味が違うのかもしれませんね。
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