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日々飲んだくれて、体の水分が島酒に置き換わってるかもしれません。
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2007年09月08日

9/2 白州蒸留所で飲む

2日目は白州蒸留所へ移動した事は当日のブログでお伝えした通りなのですが、その時に受けたセミナーの内容は後日アップ致しますね。今日のブログでは、白州蒸留所の有料テイスティング・コーナーで飲んで来たモルトを紹介するのですが、ここには銀座8丁目にあった老舗バー「うさぎ」のカウンターが移設されていますので、写真のカウンターに在りし日の「うさぎ」を思い浮かべて頂ければと思います。

HAKUSHU Distillery Favorite Malt [Official]
サントリーの蒸留所限定(ネット販売はしていますが)の秘蔵モルトシリーズは、もちろんテイスティングしない訳にはいけません。しかも、白州蒸留所の秘蔵モルトは、今はなくなってしまった八ヶ岳セラーで熟成されたシェリー樽熟成のモルトなのです。みなさんご存知の通り白州蒸留所ではバーボン樽での熟成が中心になっているだけに、シェリー樽熟成のモルトがどんな味わいになっているかというのも気になるところですよね。そんな Hakushu Distillery Favorite Malt [Official] ですが、樹液や蜂蜜といったような木の香りに甘さがねっとりと絡み付くような香りが漂っています。そして口に運べばベッコウ飴の香りが口の中に広がっていくのです。それを追ってスモーキーな香りが現れると、甘みは蜂蜜へと変化していきます。その頃には味わいの中に香ばしさが現れてき、蜂蜜の風味と合わさる事でハニー・トーストのような味わいが生み出されるのです。そして、その香ばしさを持った甘さはスモーキーさを伴って長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『スモークされたハニー・トースト』)

BOWMORE 18yo [Official]
この時、ちょうど期間限定で販売されていたのが Bowmore 18yo [Official] でしたので飲んでみる事にしたのです。ここで飲んでおかなければバーでわざわざオフィシャル・ボトルの Bowmore を飲む事は殆どないと思ったからなのですが、若い熟成年数のインディペンデント・ボトラーのモノが良い味わいになってきているので、若干の期待感があった事も持ち合わせておりました。そんな中、まずはグラスを揺らして香りを見てみます。すると甘い香りの中にしっかりとしたヨード香を感じ、そこに微かに塩気を連想させる香りを感じます。そして口に含むとまずスモーキーさが口の中に広がっていきます。それを追ってヨードの香りが現れると、塩気による軽い刺激が口の中に走るのです。その後、蜂蜜のような甘さが広がり、それがピークに達する時には全てを覆い尽くす程にまで強い甘みを感じるようになります。しかし、その甘みも潮が満ちれば引くように時間が経過すれば穏やかになっていくのですが、そうなると塩気だけが口の中に残り、それが長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『甘い消毒薬』)


※本日の紹介したお酒は、画像をクリックするとメインブログの紹介文にリンクされています。

やまはの飲んだくれ日記(メインブログ)
http://blog.livedoor.jp/kyamaha/  

Posted by やまは at 21:00Comments(3)TrackBack(0)蒸留所で飲む

2007年09月07日

9/1 軽井沢蒸留所で飲む

本来ならば3日間連続で家飲みブログではないので蒸留所紹介と行きたいのですが、まだ原稿に着手出来ていませんので、この3日間は蒸留所巡りをしてきた時の飲んだくれぶりを紹介したいと思います。病み上がりの体でもモルトが入れば活力剤のように元気になり、元気に蒸留所見学を終えて帰る事ができました。

KARUIZAWA 1991 15yo [Official]
軽井沢蒸留所のモルトと言えば、あまり口にする機会がないような気がするのは私だけでしょうか。現在は休止中の蒸留所でもありますので、是非みなさんも口に運んで昭和30年から操業を続けているこの蒸留所をシングルカスクで飲み続ける事ができるようにしていきたいですよね。さて、蒸留所の有料テイスティング・コーナーでの1杯目は Karuizawa 1991 15yo [Official] です。ショット・グラスに注がれた琥珀色の液体からは、穏やかなオレンジとアプリコットの香りが漂ってきます。どうやら、オレンジの香りがこの蒸留所の特徴のような気がしたのは、この後のモルトをテイスティングして気が付いたのです。そんなフルーツの香りが印象的なモルトを口に運べば、オイリーさとオレンジの香りが一気に口の中に広がっていきます。その風味は徐々にアプリコットへと変化をしていくのですが、甘さは果物の甘さではなく蜂蜜のようであるのが面白いですよね。その蜂蜜とアプリコットの風味は、その後も衰える事なく長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『アプリコットの蜂蜜漬け』)

KARUIZAWA 1986 20yo [Official]
このボトルも先ほどと同じ7000番台の樽を使用しているのですが、同じような特徴が出ていたように思います。しかし、こちらのボトルの方が味わいに複雑さを持っており、個人的にはこの後に飲んだモノも含めて1番のお気に入りボトルかもしれません。懐に余裕が出たら1本購入しようか検討中のボトルなのです。さて、そんな Karuizawa 1986 20yo [Official] なのですが、グラスに注がれるとオレンジの砂糖漬けにアプリコットなどの濃厚な味わいの果実の香りが漂ってきます。口に含むとオレンジの味わいが口に広がるのですが、少し時間が経てばスパイシーさが加わってくるのです。そんな刺激に呼応するかのように甘い風味が現れてくるのですが、その中にミーティーな味わいも感じ取れるようになってきます。それはターキーのような味わいであり、始めはバラバラに感じたその味わいも、時間と共に一体化していき最後には一皿の料理のように味わいが合わさっていくのです。そして、その味わいが非常に長いフィニッシュとなっていきます。(今日のタイトル:『ターキーのオレンジソース』)

KARUIZAWA 1981 25yo [Official]
熟成年数が21年を超えるとラベルも変わってくるので、先ほどのボトルがあのラベルの最後の熟成年だったのです。そして、21年熟成からのラベルはこのラベルになっているのですが、みなさんはどちらのラベルが好きでしょうか。カスク番号もラベルの中央に書かれるようになっていますが、今回の樽番号は6000番台になりますね。そんな Karuizawa 1981 25yo [Official] ですが、オレンジピールとチョコレートの甘く酸味を持った香りが印象的なのです。そして、口に含めばまずチョコレートを感じる事ができます。その後、ドライフルーツの風味が合わさっていくのですが、その中に蝉退のような落ち着いた香りも存在します。それは水楢の香りと似てはいるのですが、また違った雰囲気を持っているのも面白いのです。また、甘みもしっかりと持っているのですが、それはシロップのようであり濃厚な味わいと甘みが不思議なハーモニーを生み出しています。ただ、20年熟成よりも少し味わいが固い為に味わいが強く感じるのかもしれませんね。(今日のタイトル:『チョコレートとドライフルーツ』)

KARUIZAWA 1976 30yo [Official]
7000番台はアプリコットとオレンジを強く感じ、6000番台ではその味が変わったので、どうも樽番号の秘密はその辺にあると思い、Karuizawa 1976 30yo [Official] のテイスティングに取り掛かりました。最初にテイスティングした6000番台の樽は蝉退の香りがあるのですが、7000番台の20年熟成より熟成感がありませんでした。そんな事を考えながら香りを見ると少し固い香りはどこかお香のように落ち着いていたのです。そして口に含めばフルーツのフレーバーが一気に口の中に広がっていきます。その後、そのフレーバーはケーキのような甘さを感じるようになっていくのですが、蝉退ともお香とも言うような落ち着いた香りと合わさる事で非常に複雑な味わいを生み出してくれるのです。その味わいは、やはりどこか固さを感じるのですが、落ち着いた風味があるおかげで重厚感があり、長い時間が経過してもその味わいが揺らぐ事はありません。その後もこの味わいは変わる事なく楽しませてくれ、そのまま非常に長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『フルーツたっぷりのスポンジケーキ』)


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Posted by やまは at 22:29Comments(4)TrackBack(0)蒸留所で飲む

2007年07月11日

山紫水明

先週の日曜日に山崎蒸留所での 『熟成年数別シングルモルトテイスティング講座』 に参加して参りました。その模様は、後日レポートとしてアップしたいと思います。また明日から、今日紹介させて頂いたモルトをメインブログで紹介していきたいと思いますので、お付き合いのほど宜しくお願い致します。(山紫水明:自然の景色が清らかで美しい事)

《山崎蒸留所の入口より》


AUCHENTOSHAN 21yo [Official]
この日、蒸留所に着いたのはセミナーが始まる30分前でした。30分間ぶらぶらするのもなんですので、ここはファクトリーショップへ直行する事にしました。せっかく、山崎蒸留所のファクトリーショップに来たのですから、普段飲まないモルトや普段手が届かないモルトを飲んでみたいと言うのがありますよね。そこでセミナー前の1杯に選んだのは Auchentoshan 21yo [Official] を注文しました。現行の Auchentoshan 10yo のイメージがありますので、21yo に手を伸ばす事は避けていたのです。そこで、安く飲めるこの場所を使ってのテイスティングをする事にしました。口に含めば果物の風味で口の中が満たされていきます。その味わいは徐々にアプリコットの輪郭を持っていくのですが、その頃から甘い蜂蜜の風味が現れてくるのです。その風味は、時間の経過と共に強くなって行き、最後にはとてもしっかりとした味わいとなっていきます。それと同時にアプリコットの風味には、チョコレートの味わいは加わり、これら3つの味わいが絶妙なハーモニーを奏でていくのです。(今日のタイトル:『アプリコットの風味をまとった蜂蜜』)

YAMAZAKI 25yo [Official]
ここからは、『熟成年数別シングルモルトテイスティング講座』 の延長ラウンドという事で、セミナーで出ていないボトルを飲む事にしたのです。セミナーで出された山崎蒸留所のモルトは、製品になっている 10年,12年,18年 でした。そこで、エクストラ・ラウンドとして口にするだけで唇が腫れてしまいそうな、Yamazaki 25yo [Official] を注文したのです。25年と言えば年間生産本数1200本の限定商品なのですが、それ以上に価格で口にする事はできません。そんなモルトを口に含むと、プラムの濃厚な味わいが今から始まる官能的な世界に迎えてくれます。そこに、シェリー樽熟成特有のエステル香が合わさると、蝉退のような香りが現れそれは時に伽羅のような香りも放っているのです。この時間の流れどころか次元を超えたような空間をもトリップさせるような世界に誘ってくれるのですが、この時間は非常に長く感じるのです。それは、どこか懐かしく日本人でないと感じ取れない何かをも感じる事ができます。そして、その味わいはそのまま長いフィニッシュへとなっていくのです。(今日のタイトル:『プラムで作った和風ジャム』)

YAMAZAKI New Make Spirits
[Distilley Limited, Medium Type]

セミナーで10年,12年,18年と飲んできて、ファクトリーショップで25年まで飲みました。そうなると後飲み残しているのは、ニューポットを飲む事ですよね。そこで、今回はミティアム・タイプと呼ばれるいわゆるノーマルなニューポットを飲む事にしたのです。Yamazaki New Make Spirits [Distilley Limited, Medium Type] の味わいはと言えば、まずマロンの風味が数々の雑味を伴って口の中に広がっていきます。その後、その味わいは次第にクリーミーさと焼いたような香ばしさを持ってくると、まるで焚火の中に栗を入れてパチパチと音を立てながら爆ぜて焼かれた栗のようなローストされた風味とマロンのほくほくとした風味を感じるようになるのです。それは、その後も味わいが変わる事なく長く続いていくのですが、この最初に感じた非常に美味しい焼き栗の味わいは味わいっている間しか感じられませんが、驚くほど長く時間が経った後も雑味だけは時々口の中に味わいがリフレインされてくるのです。(今日のタイトル:『焼き栗を拾う楽しみ』)

BALVENIE 1974 25yo [Official]
ここまでは、『熟成年数別シングルモルトテイスティング講座』 のエキストラ・ラウンドだったのですが、最後の1杯はそこと関係のないところで美味しい1杯を頂こうと考えました。サントリーが正規代理店として扱っている世界各地の蒸留所は非常に数が多いので迷ってしまいますよね。しかし、Yamazaki 25yo [Official] でかなりの出費をしているのでと少しは考えたのですが、そんな思いはどこへやら、それよりも少し安い程度でやはり良いモルトを頂くことにしました。そのモルトとは、Balvenie 1974 25yo [Official] なのですが、これだけがシングル・カスクのナチュラル・カスク・ストレングスですね。その味わいは、落ち着いた花の香りが、若干の古めかしい風味と共に口の中に広がっていきます。その後、蜂蜜のような味わいが現れると、花の香りと合わさる事で非常に印象的な味わいとなるのです。さらに時間が経過すると、スモーキーな感じが若干現れるのですが、それ以上に華やかな香りが強くなっていき、それがそのまま長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『スコットランドの大地に咲く花』)


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2007年06月10日

酔生夢死

今日は山崎蒸留所での 『産地別シングルモルトテイスティング講座』 に参加して参りました。その模様は、後日レポートとしてアップしたいと思います。もちろん、帰りは最終便での帰宅でしたので飲んできたモルトを(セミナー分を除く)紹介したいと思います。(酔生夢死:酒に酔い、夢の中にいるような心地で一生を送ってしまう事)

《山崎蒸留所の入口より》



YAMAZAKI Distillery Favorite Malt [Official]
まず携帯を変えたばかりで、ピントが変な場所に合ってしまっている事をご了承下さい。さて、セミナーが始まるまで1時間弱の時間がありましたので、最初はファクトリーショップでお土産などを物色していたのですが、その中で気になるモルトを発見しました。それが 「山崎蒸留所秘蔵モルト」 (Yamazaki Distillery Favorite Malt [Official]) で、なんでも年数を関係なくストレート釜で蒸留されたものだけをヴァデッドしたモルトだそうです。もちろん時間もあったのでセミナーが始まる前にテイスティングを行ってきました。香りはアーモンドやアプリコットのような香りが強く漂います。口に含めば甘みをもった樽材の香りが広がると、その甘さは一気に強くなっていくのです。その甘さは、時間の経過と共にアプリコットの風味が染み込んだシロップのようになってきます。もちろん味わいもアプリコットの味わいがしっかりと現れ始め、まるでシロップに漬け込まれたアプリコットのような味わいになるのです。その風味は衰える事なく、長いフィニッシュとなっていきます。(今日のタイトル:『シロップ漬けのアプリコット』)

YAMAZAKI Japanese Ork [Distilley Limited]
せっかく蒸留所に来たのに蒸留所でしか飲めないモルトを飲まずに帰るのは何か損した気分になってしまいます。そこで、セミナー終了後も飛行機の時間までかなりあるので、再び有料テイスティングブースに移動してモルトを楽しむ事にしました。山崎蒸留所が世界に誇るモノと言えば、水楢の樽で熟成されたモルトですよね。そこで、Yamazaki Japanese Ork [Distilley Limited] を選んでみました。蒸留所だけで出しているにも関わらず熟成年数などの情報がないので、そこを改善してくれると嬉しいのですが…。話を本題に戻してテイスティングに戻ります。香りからは蝉退の香りにウッディーさが合わさって不思議と落ち着くかおりを感じる事ができます。口に含むと、まず蝉退の香りが口の中に広がります。その後、甘さが現れてくると非常にバニリーな風味が出てくるのです。それに伴ってクリーミーさも現れてくるのですが、それらが合わさるとバニラアイスを彷彿とさせる風味が生み出されます。この蝉退の香りとバニラアイスの風味が最後まで長く残っていくのです。(今日のタイトル:『森の香りを持ったバニラアイス』)

YAMAZAKI 1983 [Distilley Limited]
セミナーが終わったのが15時半頃だったのですが、有料テイスティングブースの最終オーダーが16時半と時間がありません。しかも、セミナーでもかなりの量を飲んできていますので、セミナー後は2杯しか飲む事ができませんでした。そんな最後に選んだのが Yamazaki 1983 [Distilley Limited] です。これこそまさに情報が不足しており、1983年蒸留という事しか解りません。何年に瓶詰めしたのかとか、少なくても熟成年数だけでも公開してくれれば良いですのにね。また横道に逸れてしまいましたが、このモルトの香りからは、オレンジやアプリコットといったフルーティーな香りを強く感じます。しかし、その中にも何かアクセントを感じ取る事ができるのです。口に含めば、シトラス香が広がるのですが、その風味は徐々にスパークし始めその勢いは非常にパワフルに弾けます。その後、シトラス香から落ち付いた蝉退の香りへと変化していくと、シトラスの酸味と合わさる事でより複雑さを増し、その複雑な風味が長いフィニッシュを作り上げていくのです。(今日のタイトル:『蝉退とカンシャク玉』)


※本日のブログで楽しんだモルトは、画像をクリックするとメインブログの紹介文にリンクされています。

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Posted by やまは at 16:48Comments(5)TrackBack(0)蒸留所で飲む