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2006年10月18日

余市蒸留所訪問 最終夜


今日は余市蒸留所訪問 最終夜という事で、熟成の行程を見学してみましょう。余市蒸留所が世界に誇れるもののひとつとして Cooper Village で、その技術を習得すべく Scotland からも勉強に来られているのです。そんな余市蒸留所の熟練した樽職人により作られた樽に詰められたスピリッツは、写真手前の1号熟成庫から奥にずらっと熟成庫が並んでいます。この地区の熟成庫は、全体的に背丈も低く、2段程度積むだけの昔ながらの創りになっていますが、ビジターセンター奥の熟成庫は、高さもあり現代的なラック式の熟成庫になっているそうです。ただ、この地区の熟成庫の方が、良いモルトが生まれるそうで、樽に苔がむすことも、しばしばあるとの事で、良いモルトを生みだす熟成庫との事でした。


少し暗いのは申し訳ないのですが、こちらが1号熟成庫の内部です。シェリーバッドが2段積みで天上ギリギリになっている事が解って頂けると思います。また、フラッシュを使っても、これが限界の明るさという事からも暗く、湿度もある空間になっている事が良く解ると思います。これだけ、暗く湿度が高いことがシェリー樽などでは良いモルトが生まれる事が多く、バーボン樽は、ラック式の大きな熟成庫に眠らせている事が多いとの事でした。

3日間に渡って余市蒸留所を訪問した時のお話を綴ってみましたが如何でしたでしょうか? 写真撮影が可能な蒸留所で、詳しいお話が聞ければこうした機会も作って行きたいと思うのですが、なかなかそういう場所は日本には少ないですね。明日からは再び通常ブログに戻りたいと思うのですが、休肝週最終日の明日は昔のボトル特集になります。どんなボトルを紹介するのかは、明日の楽しみにしていてください。

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最後に業務連絡を、10/14のブログで紹介してきました Clynelish 1987 18yo [Signatory] のテイスティング・ノートをメインブログに掲載しましたので、興味ある方はブログ最下部のリンクからか、紹介日のブログの写真をクリックしてみてください。






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http://blog.livedoor.jp/kyamaha/  

Posted by やまは at 21:20Comments(2)TrackBack(0)余市蒸留所

2006年10月17日

余市蒸留所訪問 第2夜


今日は余市蒸留所訪問 第2夜という事で、蒸留の行程を見学してみましょう。写真を見ると4つの釜が並んでいますが、手前3基が初溜釜で、奥の1基は実験用の釜との事です(実際には、特殊なモルトを作るのに用いられている様子)。ちなみに、加熱方法はスコットランドでも珍しい昔ながらの石炭による直火炊きで温度が上がり過ぎた時は、窯のふたを開けるそうです。そして、コンデンサーはこの奥にあるのですが、スピリッツセーフは存在せず、出来たスピリッツの状態とアルコール濃度でカットオフを行っているとの事でした。そして、初溜釜3基から出来たスピリッツは1つにまとめられ、再溜釜に送られる事になります。


その再溜釜が、奥にある2基なのですが、奥の釜(7号釜)に注目してください。形も特殊なのですが、話によるとコンデンサーも特徴があるそうで、この釜が余市の特徴を付けているとの事です。また、この7号釜は容量もかなり大きく、一度に大量のスピリッツを生みだす事ができるそうです。しかし、この2基の釜から生み出されたスピリッツも1つにまとめられて、樽詰めされ熟成庫へと眠るようになるわけです。

今日の訪問記はここまでです。いよいよ蒸留も済んで樽に詰められ熟成庫で眠るわけですが、この熟成庫もなかなか風情があって良い感じでした。明日は最終第3夜という事で、もちろん「熟成」の行程を書いてみようと思います。この行程は樽職人の腕と自然が産みだす神秘ですよね。その神秘を少しでも紐解ければと思い、明日も綴っていきたいと思いますので、お付き合いくだされば光栄です。

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Posted by やまは at 20:09Comments(2)TrackBack(0)余市蒸留所

2006年10月16日

余市蒸留所訪問 第1夜


年に1度の休肝週に「余市蒸留所訪問記」を綴って行こうと思うのですが、訪れたのは2005年7月の始めでした。JR余市駅を降りて、蒸留所の入口をくぐると、右手にキルン(写真)が見えてきます。使用しているピートは、夏の間に石狩平野から切り出したものを使用しており、純国産というより、純石狩産のモルトの製造がここからスタートします。ちなみに、ピートの写真を撮るのを忘れてしまいました。ここで、まずは麦芽を乾燥させ成長を止めるのですが、ピートの炊き込む量で味わいが変化するのです。次にマッシュタンでウォートを生成し、その次にファーメンテーションの行程に移るのですが、余市では、ステンレス製のマッシュタンを利用していました。

今日の訪問記はここまでです。実はこの余市訪問1泊2日という強行軍で、鹿児島空港から新千歳空港経由で訪れたのでした。第2夜は、「蒸留」の行程を書いてみようと思うのですが、さてさてどういう話を聞いてこれたのか!がんばって綴って行こうと思います。

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最後に業務連絡を、10/14のブログで紹介してきました Talisker 18yo [Official] のテイスティング・ノートをメインブログに掲載しましたので、興味ある方はブログ最下部のリンクからか、紹介日のブログの写真をクリックしてみてください。






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Posted by やまは at 19:33Comments(2)TrackBack(0)余市蒸留所