2008年04月20日
セッション
八重山 請福 [請福酒造, 石垣市新川]久しぶりの東京は、いろいろと充実した1日を過ごしておりました。ところで、この日の夜ですが知り合いのお店で終電間際まで飲んできたのです。用事が終わる時間の目処がつかなかったものですから、当日まで鶴見にある知り合いの店まで行けるかどうかが解らなかったのですが、行きの飛行機の中の機内誌を見ていると、知り合いの実家付近の事が記事になっているではありませんか。早速、その機内誌を頂いて時間を作って行く事に決めていたのです。もちろん、その記事を見た知合いは驚くほどの感動。写真を見た瞬間に、「ワッターヤー」と言っておられました。そう、写真に実家が写っていたんですね。しかも、その地域のことが記事になっているものですから、これは同級生のお父さんだとか、ここに昔いた方の娘さんは綺麗だったとかと、懐かしい故郷の話題をして頂きました。そんなこんなで、ユンタクに花が咲いていたのですが、途中から知合いがマンドリン、そのお弟子さんが太鼓、私が三線を持って、私の拙い三線でセッションをして頂いたのです。こういう時間の過ごし方はとても贅沢ですよね。
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2008年03月15日
本社研修?
瑞泉 青龍 [瑞泉酒造, 那覇市首里]今日は、本社で研修を受けて参りました。もちろん、それが話題になる訳もなく、研修が終了した後に知合いのお店へと飲みに出かけてきたのです。友人も含めて3人で飲んでいたのですが、最初の1本は 菊之露 親方の酒 [菊之露酒造] からスタートします。そして、お酒のお供にスヌイ酢を頂くと、ユンタクに花が咲いておりました。知合いの方はウチナーンチュですので、もちろん話題は沖縄の話題が中心で、時には三線を弾いて唄ったり、カチャーシを教えて頂いたりと、本当に飲んで唄って踊ってとサキヌマーの集会と化していたのです。そして2本目に頂いたのが、この 瑞泉 青龍 [瑞泉酒造] だったのですが、これが甘みがあって香りも高く驚いてしまいました。その頃には、テーブルにゴーヤーチャンプルーに沖縄焼きそばが並んでおり、これをアテに飲んでいるはずなのですが、食べていたのは友人が8割ほどで、サキヌマーの2人はひたすら飲んでいたように思います。場所は関東ではありますが、ここでも沖縄のようなシマーライフを送ってきたのです。また美味しいシマーを一緒に飲める日を楽しみにしております。
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2008年03月01日
持久酒
残波 白 [比嘉酒造, 読谷村字長浜]今日のお酒ライフは昼ごはんからスタートです。昼は新宿でフレンチを頂きながら、Bollinger Spécial Cuvée Brut を頂きます。3人でボトルを1本頼んだのですが、ちょうど良いぐらいの量で料理もお酒も美味しく頂きました。その後、銀座に移動するとシガーバーでお茶の時間。私は最初の1杯にジュース感覚でキューバ・リブレを注文したのですが、周りが本気飲みに近くなったのでラム酒をストレートで頂きました。その後は、再び新宿に戻り夜から合流する2人を加えて、行きつけの沖縄料理屋さんで飲む始めます。5人で結局1升の島酒を平らげ、料理は品数多くゴーヤーチャンプルー、ナーベラーンブシー、ミミガーウサチー、島らっきょう、カラス豆腐、豆腐蓉、海ぶどう、グルクン唐揚げ、沖縄焼きそば、ソーキすば、おにポー、タコライスとよく注文したものです。これだけ、飲んで食べてとした後でも、最初から飲んでいる3人は近くのスコティッシュ・パブで移動し、朝の2時まで飲み続けておりました。しかし、当然のように銘柄などを覚える元気はなく、美味いモルトを1杯だけ頂いたのです。
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2007年09月16日
9/8 東京で飲む
軽井沢蒸留所・白州蒸留所を巡ってから1週間。再び東京の地に降り立ったのですが、今回の目的は友人との会食でした。メインは昼食で昼からワインを飲みながらのんびりと過ごしてきたのです。美味しいごはんと美味しいお酒というのは、人を幸せにしてくれますよね。
LONGMORN 15yo [Official, -2007]
昼ごはんが終わったのが15時頃でしたので、軽く沖縄料理を食べながら泡盛を2杯ほど飲んだ後は、みんなでスコティッシュ・パブで飲む事に。この日は、のんびりとモルトを楽しもうと思っていたのですが、結局テイスティング・ノートを付けてしまいました。そんな訳で、また後日テイスティング・ノートを整理しないといけませんね。ところで、この日1杯目はラベルが先日変更になったばかりの Longmorn 蒸留所から、以前の Standard であった Longmorn 15yo [Official] です。このモルトは、いつ飲んでも複雑な味わいを持っていますよね。まず、香りからはリンゴや洋梨など少し酸味を持った香りが、とても芳醇な香りを放っているのです。口に含むとりんごの香りが広がっていきます。その後、洋梨やアプリコットといった果物の風味が続々と現れてくるのです。その複雑な果物の風味は長く続くのですが、しばらく経つと麦の香りを感じるようにもなります。そうなると、タルトを連想させるようになり、その味わいがそのまま長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『ミックス・フルーツ・ジャムのタルト』)
LONGMORN 1972 30yo [Kingsbury, Celtic Collection]
テイスティング・ノートを付け出すと、それなりのモルトが飲みたくなりますよね。そこで、オールド・ボトルに手を出そうかとか、それとも話題のモノを飲もうかとかと考えたのですが、やはり自分が今飲みたいモノを素直に選んで行くことにしたのです。そんな訳で、2杯目に選んだのは Longmorn 1972 30yo [Kingsbury, Celtic Collection] です。いつも思うのが Longmorn の長期熟成したモノは、ほとんど真っ黒になっていますよね。しかし、今まで飲んだモノでエグさを感じた事はなく、素晴らしい味わいに出会う事がほとんどなのです。その香りは、熟したリンゴやマンゴーといった濃厚なフルーツの香りが漂ってきます。そして、口に含めばまずサンダルウッドが口いっぱいに広がっていくのです。その後、マンゴーや熟したリンゴのような味わいが合わさっていき、その味わいは木の風味よりも果物の風味が強くなる事で芳醇な味わいへと変化していくのです。最後には、熟したフルーツを中心にサンダルウッドの香りも漂う風味が、長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『熟したフルーツとサンダルウッド』)
BLAIR ATHOL 18yo [Official, 200th Anniversary]
こうして、Longmorn を続けて飲んでくると Speyside のモルトで繋げたくなってきました。今話題の Ardbeg 2000 6yo [Whisky Exchange] という話もあったのですが、最近のインディペンデント・ボトラーもモルトは、ほとんど Islay Malt が入っているので少し飲む気が失せているんですよね。そんな訳で、Speyside かと思いきやバックバーの片隅に気になるボトルが…!そう、Blair Athol 18yo [Official, 200th Anniversary] を発見してしまいました。その香りは、甘くしっかりとした果物の香りが非常に力強く漂っているのです。そして口に含めば、果物の香りが一気に広がっていきます。それと同時に強烈なアルコールのアタックを受けるのですが、その時にサンダルウッドのような木の香りを残していくのです。その後、再びアルコールがアタックを仕掛けてくると、今度はドライ・フィグのような味わいとなり、その味わいは非常に強いインパクトを持っているのです。最後にはサンダルウッドの香りが微かに残り続け、それがそのまま長いフィニッシュとなります。(今日のタイトル:『燃え滾るドライ・フィグ』)
※本日の紹介したお酒は、画像をクリックするとメインブログの紹介文にリンクされています。
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昼ごはんが終わったのが15時頃でしたので、軽く沖縄料理を食べながら泡盛を2杯ほど飲んだ後は、みんなでスコティッシュ・パブで飲む事に。この日は、のんびりとモルトを楽しもうと思っていたのですが、結局テイスティング・ノートを付けてしまいました。そんな訳で、また後日テイスティング・ノートを整理しないといけませんね。ところで、この日1杯目はラベルが先日変更になったばかりの Longmorn 蒸留所から、以前の Standard であった Longmorn 15yo [Official] です。このモルトは、いつ飲んでも複雑な味わいを持っていますよね。まず、香りからはリンゴや洋梨など少し酸味を持った香りが、とても芳醇な香りを放っているのです。口に含むとりんごの香りが広がっていきます。その後、洋梨やアプリコットといった果物の風味が続々と現れてくるのです。その複雑な果物の風味は長く続くのですが、しばらく経つと麦の香りを感じるようにもなります。そうなると、タルトを連想させるようになり、その味わいがそのまま長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『ミックス・フルーツ・ジャムのタルト』)
テイスティング・ノートを付け出すと、それなりのモルトが飲みたくなりますよね。そこで、オールド・ボトルに手を出そうかとか、それとも話題のモノを飲もうかとかと考えたのですが、やはり自分が今飲みたいモノを素直に選んで行くことにしたのです。そんな訳で、2杯目に選んだのは Longmorn 1972 30yo [Kingsbury, Celtic Collection] です。いつも思うのが Longmorn の長期熟成したモノは、ほとんど真っ黒になっていますよね。しかし、今まで飲んだモノでエグさを感じた事はなく、素晴らしい味わいに出会う事がほとんどなのです。その香りは、熟したリンゴやマンゴーといった濃厚なフルーツの香りが漂ってきます。そして、口に含めばまずサンダルウッドが口いっぱいに広がっていくのです。その後、マンゴーや熟したリンゴのような味わいが合わさっていき、その味わいは木の風味よりも果物の風味が強くなる事で芳醇な味わいへと変化していくのです。最後には、熟したフルーツを中心にサンダルウッドの香りも漂う風味が、長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『熟したフルーツとサンダルウッド』)
こうして、Longmorn を続けて飲んでくると Speyside のモルトで繋げたくなってきました。今話題の Ardbeg 2000 6yo [Whisky Exchange] という話もあったのですが、最近のインディペンデント・ボトラーもモルトは、ほとんど Islay Malt が入っているので少し飲む気が失せているんですよね。そんな訳で、Speyside かと思いきやバックバーの片隅に気になるボトルが…!そう、Blair Athol 18yo [Official, 200th Anniversary] を発見してしまいました。その香りは、甘くしっかりとした果物の香りが非常に力強く漂っているのです。そして口に含めば、果物の香りが一気に広がっていきます。それと同時に強烈なアルコールのアタックを受けるのですが、その時にサンダルウッドのような木の香りを残していくのです。その後、再びアルコールがアタックを仕掛けてくると、今度はドライ・フィグのような味わいとなり、その味わいは非常に強いインパクトを持っているのです。最後にはサンダルウッドの香りが微かに残り続け、それがそのまま長いフィニッシュとなります。(今日のタイトル:『燃え滾るドライ・フィグ』)
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2007年09月10日
9/2 東京で飲む
白州蒸留所でセミナーが終了した後は東京に戻らねばなりません。しかし小淵沢駅で知った驚愕の事実…。それは前日が諏訪湖の大花火大会だったのです。指定席は満席、当然自由席も座れるはずがありません。そこで取った行動はもちろんグリーン車♪セレブ気分と思った次の瞬間10席あったはずのグリーン席も10分もしないうちに売り切れてしまいました。セレブ気分というよりも買えてラッキーだったのかもしれません。
GLENROTHES 12yo [Berry Bros & Rudd]
東京に戻ってホテルをチェックインし、晩ごはんを食べに出かけたのが20時を回っていました。今日の晩ごはんは東京で仲良くなった沖縄料理のお店です。東京に出ることが久しぶりですので(7月は台風で中止になりました)、仲良しのお店めぐりと言った感じでしょうか。沖縄料理のお店でしっかり泡盛を2杯飲んでから、モルトを飲みに出かけたものですから順番も考えなければいけません。1杯目に選んだのは Glenrothes 12yo [Berry Bros & Rudd] です。Glenrothes が好きな私が、こんなボトルを見せられて飲みませんという訳がありませんよね。しかも、泡盛を飲んだ後でも味わいがしっかりとしている Glenrothes ならば問題ないという事で、このボトルを選びました。その味わいは、埃をかぶったアプリコットをまずは連想させてくれます。その後、リコリスが現れると、その苦みは徐々に強くなっていくのですが、ある時を境に一瞬で消え去るのです。その後、一気に蜂蜜の風味が広がりアプリコットと合わさった味わいが長いフィニッシュとなっていきます。
(今日のタイトル:『アプリコットの砂糖漬け』)
ROSEBANK 15yo [Official]
先ほどの Glenrothes で一気にモルト・モードにスイッチが入ると、2杯目は繊細な味わいのモルトを探します。ここでピンと来たのは、以前 Rosebank 15yo [Official] を入荷して近々開けると聞いていた事でした。しかし、それは随分前の話しでまだ残っているか不安になりながら尋ねてみると、まだ残っておりました。そうなると飲まない訳にはいきません。ラベルを見て気付いたのは、オフィシャル・ボトルなのですがアルコール度数は50°ありますので安くはないのですが、もちろん注文を致しました。その香りは、麦の香りの中に花のような香りを感じ、そこにフルーツも感じる事が出来るのです。そして口に含めば、まず麦の香りが一瞬漂うのですが、その後すぐに花のような香りが広がっていきます。しかし、その中にも麦の香りは消える事なく漂っており、そんな華やかな香りの中にある穀物の香りがとても心地良いのです。そして、その心地良い華やかな香りはそのまま長く続き、最後には麦の風味だけが残り続け、長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『麦の香りをまとった花』)
THE GLENLIVET 20yo [Official]
そんな魅惑的なボトルを飲んでいると、とんでもないボトルを持ってこられました。それが、The Glenlivet 20yo [Official] なのですが、見てのとおり赤玉の Unblended 表記のボトルになります。この当時の Glenlivet を再び飲めるとは!などと思いながら財布と相談して頂く事にしたのです。実勢価格を知っているだけに決して高額ではなかったのですが、少し痛い出費になってしまいましたね。その香りは、焼きりんごときな粉を固めて作ったお菓子のような香ばしい香りがします。そして、口に含めばまずピートの香りが口の中いっぱいに広がっていくのです。その中にりんごの香りも感じるのですが、時間が経過すると共にピートの香りがどんどん支配的になっていくと、その裏にサイダーのような風味を感じ取れるようになっていきます。さらに時間が経過するとピートの香りは落ち着き、最後には焼きりんごの風味だけが残っていくのです。その落ち着いた甘さの焼きりんごの風味は、その後も長く残り続け非常に長いフィニッシュとなっていきます。(今日のタイトル:『焼けた木箱の中のりんご』)
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東京に戻ってホテルをチェックインし、晩ごはんを食べに出かけたのが20時を回っていました。今日の晩ごはんは東京で仲良くなった沖縄料理のお店です。東京に出ることが久しぶりですので(7月は台風で中止になりました)、仲良しのお店めぐりと言った感じでしょうか。沖縄料理のお店でしっかり泡盛を2杯飲んでから、モルトを飲みに出かけたものですから順番も考えなければいけません。1杯目に選んだのは Glenrothes 12yo [Berry Bros & Rudd] です。Glenrothes が好きな私が、こんなボトルを見せられて飲みませんという訳がありませんよね。しかも、泡盛を飲んだ後でも味わいがしっかりとしている Glenrothes ならば問題ないという事で、このボトルを選びました。その味わいは、埃をかぶったアプリコットをまずは連想させてくれます。その後、リコリスが現れると、その苦みは徐々に強くなっていくのですが、ある時を境に一瞬で消え去るのです。その後、一気に蜂蜜の風味が広がりアプリコットと合わさった味わいが長いフィニッシュとなっていきます。
(今日のタイトル:『アプリコットの砂糖漬け』)
先ほどの Glenrothes で一気にモルト・モードにスイッチが入ると、2杯目は繊細な味わいのモルトを探します。ここでピンと来たのは、以前 Rosebank 15yo [Official] を入荷して近々開けると聞いていた事でした。しかし、それは随分前の話しでまだ残っているか不安になりながら尋ねてみると、まだ残っておりました。そうなると飲まない訳にはいきません。ラベルを見て気付いたのは、オフィシャル・ボトルなのですがアルコール度数は50°ありますので安くはないのですが、もちろん注文を致しました。その香りは、麦の香りの中に花のような香りを感じ、そこにフルーツも感じる事が出来るのです。そして口に含めば、まず麦の香りが一瞬漂うのですが、その後すぐに花のような香りが広がっていきます。しかし、その中にも麦の香りは消える事なく漂っており、そんな華やかな香りの中にある穀物の香りがとても心地良いのです。そして、その心地良い華やかな香りはそのまま長く続き、最後には麦の風味だけが残り続け、長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『麦の香りをまとった花』)
そんな魅惑的なボトルを飲んでいると、とんでもないボトルを持ってこられました。それが、The Glenlivet 20yo [Official] なのですが、見てのとおり赤玉の Unblended 表記のボトルになります。この当時の Glenlivet を再び飲めるとは!などと思いながら財布と相談して頂く事にしたのです。実勢価格を知っているだけに決して高額ではなかったのですが、少し痛い出費になってしまいましたね。その香りは、焼きりんごときな粉を固めて作ったお菓子のような香ばしい香りがします。そして、口に含めばまずピートの香りが口の中いっぱいに広がっていくのです。その中にりんごの香りも感じるのですが、時間が経過すると共にピートの香りがどんどん支配的になっていくと、その裏にサイダーのような風味を感じ取れるようになっていきます。さらに時間が経過するとピートの香りは落ち着き、最後には焼きりんごの風味だけが残っていくのです。その落ち着いた甘さの焼きりんごの風味は、その後も長く残り続け非常に長いフィニッシュとなっていきます。(今日のタイトル:『焼けた木箱の中のりんご』)
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2007年05月04日
傾城傾国
今回の東京は、いつもの東京とは少し違ったことがありました。それは、突然予定が組み込まれた事からスタートしたのですが、とある人と直接お会いする事ができるようになりました。もともと音楽業界に身を置いていた人間ですので、芸能人と会ってもどうという事はないのですが、美しい人と会うと違った意味で緊張しますよね。そんな訳で、今日のタイトルはこうなったのです。(傾城傾国:美しさゆえに君主を虜にしてしまい国を滅ぼしてしまうほどの美女)
GLENFARCLAS 1963 40yo [Blackadder, Blairfindy]
今回の東京は、詳細は書けませんが嬉しい用事が入ったものですから、飲みに出る時間が遅くなってしまいました。しかも、気分は土曜日でしたので朝までお店が開いているつもりで、23時頃にお店へ伺ったところ、今日は0時までとのこと。良く考えると日曜日でした…(汗)。そこで、1杯目から飲みたいモルトへと触手は伸びます。まず1杯目は Glenfarclas 1963 40yo [Blackadder, Blairfindy] です。口に含むとレーズンの香りが広がるのですが、その後 焼きりんごのような香りへと変化します。その頃からスパイシーな刺激が現れると、リンゴの風味の中にドライフルーツを感じる事ができるようになります。(今日のタイトル:『スパイシーなフルーツケーキ』)
ARDBEG Lord of the Isles [Official, 1st Edition]
1杯目にあまりにもしっかりしたモノを飲んでしまったので、2杯目を考えるのに苦労しました。しかし、久しぶりの東京。しかも、何気にテンションも上がっているので良いモノを飲みたいという気持ちが高まっています。そこで選んだのが、Ardbeg Lord of the Isles [Official, 1st Edition] でした。口に含むと、まずスモークを感じるのですが、すぐに果実香が広がるのです。その香りは徐々に焼きりんごの風味を放ち始めるのですが、それにより複雑さが増していき、そこに蜂蜜のような甘さを感じるようになるのです。この複雑でありながらも、ピーティーでフルーティーなモルトは、飲んでいる時間を至福の時間へと誘ってくれるのです。(今日のタイトル:『ピートの効いた穏やかな焼きりんご』)
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今回の東京は、詳細は書けませんが嬉しい用事が入ったものですから、飲みに出る時間が遅くなってしまいました。しかも、気分は土曜日でしたので朝までお店が開いているつもりで、23時頃にお店へ伺ったところ、今日は0時までとのこと。良く考えると日曜日でした…(汗)。そこで、1杯目から飲みたいモルトへと触手は伸びます。まず1杯目は Glenfarclas 1963 40yo [Blackadder, Blairfindy] です。口に含むとレーズンの香りが広がるのですが、その後 焼きりんごのような香りへと変化します。その頃からスパイシーな刺激が現れると、リンゴの風味の中にドライフルーツを感じる事ができるようになります。(今日のタイトル:『スパイシーなフルーツケーキ』)
1杯目にあまりにもしっかりしたモノを飲んでしまったので、2杯目を考えるのに苦労しました。しかし、久しぶりの東京。しかも、何気にテンションも上がっているので良いモノを飲みたいという気持ちが高まっています。そこで選んだのが、Ardbeg Lord of the Isles [Official, 1st Edition] でした。口に含むと、まずスモークを感じるのですが、すぐに果実香が広がるのです。その香りは徐々に焼きりんごの風味を放ち始めるのですが、それにより複雑さが増していき、そこに蜂蜜のような甘さを感じるようになるのです。この複雑でありながらも、ピーティーでフルーティーなモルトは、飲んでいる時間を至福の時間へと誘ってくれるのです。(今日のタイトル:『ピートの効いた穏やかな焼きりんご』)
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2007年03月09日
また会う日まで
3月より熊本転勤になりましたので、今まで月1回のペースで東京まで遊びに出ていましたが、それも厳しくなりました。また時間ができたら東京に遊びに出るのですが、現状ではなかなか厳しく大阪も日帰りが精一杯になってしまいそうです。そんな訳で、3月の初めに東京に遊びに出かけた時の、のんだくれぶりを今日は綴ってみたいと思います。
この日は、飲みに出る前に江戸前の寿司を美味しく食べさせてくれる寿司屋でしばらく飲みながら食べておりました。やはり、どこかに一仕事施してあるネタには職人技をより強く感じるものですよね。そして、その後いよいよ街に繰り出したのですが、最初の1杯に選んだのは穏やかな1杯という事で、Allt-A' Bhainne 1995 10yo [James MacArthur] でした。その味わいは、麦芽臭とスパイシーさを始め感じるのですが、その後にがみが現れはじめます。それは、リコリスと根菜の風味と同時に現れ、それを追うようにリンゴの甘さも現れてくるのです。この2つの味わいは常に共存し続け、最後までこの面白い味わいで楽しませてくれたのです。(今日のタイトル:『甘みと苦みの二重奏』)
2杯目には、このボトルを見るだけでときめいてしまう Isle of Jula 1995 5yo [Matthew D. Forest] を選んでみました。Matthew 氏の選んだ樽はどれも面白いモノばかりで、この日飲んだ Jura も Heavy Peat の樽から選んだ 2nd Release のボトルなのです。口に含むとまずピートを感じますが、すぐにザラメ糖の甘さが現れます。その甘さは長く続き、途中からアモンティリャードの風味が合わさってくると、このアモンティリャードの風味とその後現れるバニラの風味がタンデムを繰り広げるのです。最後には、再びピートの香りが戻ってくるのですが、それが非常に面白く感じるのは私だけなのでしょうか。(今日のタイトル:『バニリーなアモンティリャード』)
[Official, The Ambassadors Cask2]
先日の Whisky Magazine Live! で Gerry 氏と会って話をしてから、このボトルを時間を掛けてテイスティングしてみたいという気持ちが消える事はありませんでした。それが、いつもお邪魔しているお店に置いてあるじゃないですか。そんな訳で、3杯目には Highland Park 1996 10yo [Official, The Ambassadors Cask2] を頂きました。口に含むと、ピートの香りが他の香りと合わさって機械工場のような香りが漂います。その後、マンダリンオレンジとライムの爽やかな風味にヘザーハニーの甘さが合わさるのです。最後にはオークの香りとライムの酸味に包まれて長いフィニッシュとなっていくのです。(今日のタイトル:『目覚めの一杯』)
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2007年02月26日
勝手に前夜祭
実は、Whisky Magazine Live! の前日には、自分で勝手に前夜祭モードに入っていました。もちろん、そこのスタッフも数名 Whisky Magazine Live! に参加されますので、その挨拶も兼ねての事なのですが、さすがに次の日の事を考えると少数精鋭で攻めていかねばと思って飲み始めました。
STRONG BOW
Whisky Magazine Live! を次の日に控えていたものですから、自分の中では完全にスコットランド・モードに入っていました。晩ごはんを何にしようか散々悩んだあげく、シェパードパイでも食べながらサイダーでも飲もうと STRONG BOW (Draft) を注文したのです。しかし、醸造酒が苦手な上に炭酸も苦手なモノですから、パイント飲むと後がしんどいと思いハーフ・パイントで注文。まずは腹ごなしも終わらせ、いよいよモルト・モードに突入です。
CRAIGELLACHIE 1996 10yo [Blackadder, Raw Cask]
食事も終わったところで、早速モルトを飲み始めます。最初の1杯には比較的さっぱりした味わいでありながら、フルーティーさを持ったモルトを選ぼうと思い Craigellachie 1996 10yo [Blackadder, Raw Cask] を注文しました。10年という Speyside では若いモルトでもあるので若干の麦芽臭が残っています。しかし、その後スパイシーさが現れてくるとマスカットの香りが一気に広がってくるのです。その後、酸味を伴った甘みが現れてくるのですが、この甘さもマスカットを連想させてくれたのが面白かったですね。その味わいは、その後も長く続きフィニッシュとなっていったのでした。(今日のタイトル:『パワフルなマスカット』)
CAOL ILA 1991 15yo [Silver Seal, Sestante]
2杯目には、前夜祭と勝手に銘打って飲んでいるので少し高価なモルトを選びます。そこで、エチケットもレトロ感溢れる魅力的な Caol Ila 1991 15yo [Silver Seal, Sestante] を選びました。口に含むとフルーツの香りが広がります。それに続いて海草が現れてくるのですが、少し時間が経てばそれが海苔の風味へと変わっていくのです。また、フルーツの香りは依然として主張をしており、海苔の風味に徐々に包まれていくのです。このフルーツと海苔が合わさった不思議な味わいは、そのまま長いフィニッシュとなっていきます。(今日のタイトル:『フルーツの磯部巻き』)
Glenfarclas 35yo [Blackadder, Blairfindy]
最後の1杯には、これまた決して安くは無い BLAIRFINDY という名で Release されている、Glenfarclas 35yo [Blackadder, Blairfindy] を注文しました。口に含むと木の香りと熟したリンゴが香ります。その中に少し古めかしい屋根裏を連想させるような香りを見つける事ができます。その後も、このリンゴの香りは膨らんでいき、非常にフルーティーになっていくのです。最後には少しオイリーさが現れ、油彩を連想させるようになるのですが、リンゴの芳醇な香りは衰える事はないのです。(今日のタイトル:『伝説の果物の絵画』)
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Whisky Magazine Live! を次の日に控えていたものですから、自分の中では完全にスコットランド・モードに入っていました。晩ごはんを何にしようか散々悩んだあげく、シェパードパイでも食べながらサイダーでも飲もうと STRONG BOW (Draft) を注文したのです。しかし、醸造酒が苦手な上に炭酸も苦手なモノですから、パイント飲むと後がしんどいと思いハーフ・パイントで注文。まずは腹ごなしも終わらせ、いよいよモルト・モードに突入です。
食事も終わったところで、早速モルトを飲み始めます。最初の1杯には比較的さっぱりした味わいでありながら、フルーティーさを持ったモルトを選ぼうと思い Craigellachie 1996 10yo [Blackadder, Raw Cask] を注文しました。10年という Speyside では若いモルトでもあるので若干の麦芽臭が残っています。しかし、その後スパイシーさが現れてくるとマスカットの香りが一気に広がってくるのです。その後、酸味を伴った甘みが現れてくるのですが、この甘さもマスカットを連想させてくれたのが面白かったですね。その味わいは、その後も長く続きフィニッシュとなっていったのでした。(今日のタイトル:『パワフルなマスカット』)
2杯目には、前夜祭と勝手に銘打って飲んでいるので少し高価なモルトを選びます。そこで、エチケットもレトロ感溢れる魅力的な Caol Ila 1991 15yo [Silver Seal, Sestante] を選びました。口に含むとフルーツの香りが広がります。それに続いて海草が現れてくるのですが、少し時間が経てばそれが海苔の風味へと変わっていくのです。また、フルーツの香りは依然として主張をしており、海苔の風味に徐々に包まれていくのです。このフルーツと海苔が合わさった不思議な味わいは、そのまま長いフィニッシュとなっていきます。(今日のタイトル:『フルーツの磯部巻き』)
最後の1杯には、これまた決して安くは無い BLAIRFINDY という名で Release されている、Glenfarclas 35yo [Blackadder, Blairfindy] を注文しました。口に含むと木の香りと熟したリンゴが香ります。その中に少し古めかしい屋根裏を連想させるような香りを見つける事ができます。その後も、このリンゴの香りは膨らんでいき、非常にフルーティーになっていくのです。最後には少しオイリーさが現れ、油彩を連想させるようになるのですが、リンゴの芳醇な香りは衰える事はないのです。(今日のタイトル:『伝説の果物の絵画』)
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2007年01月28日
飲みすぎか!?
週末は、東京に出ていたので友人達と共に飲み歩きに出ておりました。そんな訳で、いつものように何を飲んだと写真付きでずらりと並べて書こうにも、どんな順番で何を飲んだのかがすでに訳解らなくなっているので、唯一飲んだモルトを1種類だけ紹介してみたいと思います。
GLEN ALBYN 1978 26yo [Hart Brothers]
散々飲み歩いた後で、たどり着いたのがこのモルト Glen Albyn 1978 26yo [Hart Brothers] でした。飲んで疲れた体に注がれるりんごの風味がしっかりとしたこのモルトは、口に含んだ瞬間からりんごの風味が現れます。その後、時間と共にその風味はよりしっかりしたものとなり、りんごの味わいが力強く漂ってくるのです。そのフルーティーさは、長い時間衰える事なく口の中に残っており、まさにこの風味に酔いしれてしまうのです。(今日のタイトル:『時間に育まれたりんごの風味』)
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散々飲み歩いた後で、たどり着いたのがこのモルト Glen Albyn 1978 26yo [Hart Brothers] でした。飲んで疲れた体に注がれるりんごの風味がしっかりとしたこのモルトは、口に含んだ瞬間からりんごの風味が現れます。その後、時間と共にその風味はよりしっかりしたものとなり、りんごの味わいが力強く漂ってくるのです。そのフルーティーさは、長い時間衰える事なく口の中に残っており、まさにこの風味に酔いしれてしまうのです。(今日のタイトル:『時間に育まれたりんごの風味』)
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2006年12月27日
先日の東京
[Official, 2006 Bottling]
飲みに繰り出して1杯目は、発売になってまだ口にしていなかった The Glenlivet Nadura 16yo [Official, 2006 Bottling] を選んでみました。りんごの風味がフレッシュから徐々に熟したりんごのように変化していくがとても楽しいのですが、アルコールのアタックはかなり強く感じました。それは、りんごを焼いていく過程の中でカラメル化した糖分が焼きついてしまったかのようにさえ感じるのです。しかし、味全体としては強くはないので最初の1杯にはちょうど良い感じでした。(今日のタイトル:『焼きついたりんご』)
ここで、日本未発売のボトルを見せられてしまいました。正確には、発売予定のモノとの事でしたので先に口にするチャンスを活かそうとの事にしたのです。そこで、そのボトルの1本目 Clynelish 1992 13yo [John Milroy] を頂きました。このモルトは、麦の香りが非常に強かったのですが、口に含むとりんごのような香りがとても穏やかさを持って迎えてくれるのです。鼻から入り込んできた麦の香りと、口の中でりんごの香りから変化した温もりのある香りはひとつに合わさるのですが、そこに少し古めかしい香りが合わさると、全ての風味がマリッジングし温かな田舎の町を連想させるのです。(今日のタイトル:『麦を敷き詰めた納屋』)
もう1本のボトルも頂こうと思うのですが、時間的にあと1杯飲みたいのもあったので Longmorn 1975 31yo [3Rivers] です。このモルトの味わいは複雑でした。最初には焦げたような風味からスタートするのですが、その後洋梨の風味が現れてくると、まるで皮が焼け焦げた洋梨のように感じるのです。しかし、洋梨の風味は徐々に変化をしていき焼いたりんごのように変化していくのです。一方、焦げたような感じは洋梨が変化を始める頃には消え去り、それに置き換わったようにバターの香りを放ち始めます。ちょうど、そこにりんごが合わさってくるので、バターで焼いたりんごのような味わいが最後に残っていきます。(今日のタイトル:『皮が焼け焦げた洋梨とバターソテーしたりんご』)
そして、最後の1杯に選んだのが The Glenlivet 1975 30yo [John Milroy] なのです。この色からも期待感が高まるのですが、口に含むと熟したりんごの芳醇な風味が優しく漂います。これは時間と共に徐々に強くなってくるので、非常にビッグな風味を期待してしまうのですが、その手前くらいで香りは止まってしまうのです。期待感が大きいだけに残念な気持ちもあるのですが、この熟したりんごの芳醇な味わいはとてもリッチであり、その風味も長く続く事から非常に良いモルトであるのです。ちなみに、最後にガブリとハーフくらいを飲んだ時は、お腹からもこの香りが立ち昇ってくるという、至福のひと時を与えてくれたのでした。(今日のタイトル:『熟しきらなかったりんご』)
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2006年11月21日
先日の新宿
[Douglas Laing, Old Malt Cask]
この日は Glenrothes Far 中でしたので、後程 Glenrothes Far を満喫するとして、まずは違うモルトでウォームアップをさせようと Aberfeldy 1978 23yo [Douglas Laing, Old Malt Cask] を注文してみました。このりんごの風味に徐々に強くなる甘さは非常に長い時間楽しませてくれます。また甘さは蜜りんごのような甘さを持っており、非常にフルーツを感じるモルトに仕上がっていました。その中に、少し古ぼけたような味わいも合わせ持っており、これが押入の中のような雰囲気を作っているのです。(今日のタイトル:『押入で完熟した蜜りんご』)
2杯目からは Glenrothes に移って行くのですが、最初に選んだのは Glenrothes 1990 14yo [Samaroli] にしてみました。発売になった時から Glenrothes が好きな私だけに興味があったものですからね。その味は、マンゴーやパッションフルーツを連想させる風味を持っているのですが、意外にもスムースで2杯目にはちょうど良いくらいの重さと軽さのバランスだったかもしれませんね。しかし、この味わいの輪郭は最後まで崩れる事なく非常に長いフィニッシュを持っているのも印象的だったのです。(今日のタイトル:『南国で過ごす休日』)
そして3杯目は、もう少ししっかりとしたボディを持っている Glenrothes をと Glenrothes 1969 28yo [Signatory] を注文しました。こちらは、先ほどの Samaroli のモノとは明らかに違い濃厚な風味が印象的になります。味わいもドライマンゴーやレーズンを連想させ、甘さもこれらの果物の甘さに加えて蜂蜜のような甘さも持ち合わせているのです。そして、これらの味わいは弱まる事なく非常に長い時間口の中を楽しませてくれるのです。(今日のタイトル:『蜂蜜とドライマンゴー』)
友人が終電の時間を迎えたので、店を後にしてホテルへ戻って飲み直しです。とりあえず、ホテルのバーが開いているのを確認してカウンターへ向かうと Bowmore の樽が置いてあるじゃないですか。まずは、これをという事で Bowmore 12yo [Official, Cask Strength] を注文しました。正直な感想、今一番 Islay Malt らしいと思いました。決して、ピートの香りだけが強いとかフェノール臭だけでごまかしていると言うモノではなく、落ち着いた甘さとチャコールの焦げ臭さ、そこにひとつまみの塩を胡椒をまぶしたようなスパイシーさという Island Malts の持っていたモノをそこには感じたのです。(今日のタイトル:『ロッホインダールの潮風』)
今日最後を締めくくるのは、ナイトキャップに自分が愛飲している After Midnight です。このカカオの風味にミントの爽快感は、深夜の体に染みると体の奥底からリラックスさせてくれるのです。ただ問題なのは、このカクテルはスタンダードではあるのですが、日本では非常にマイナーでありこの日もバーテンダーの方に、「ご注文を受けたのは初めてです」と言われてしまいました。でも、この滅多に(人によっては一度も)注文が入らないカクテルが私のナイトキャップなのです。
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2006年10月22日
3つの顔
今回の東京では、先にお気に入りバー&パブを更新した事からもお解りの通り、開店と同時に HAZELBURN に取材に行って参りました。その時には、STRONG BOW (Cider) と THE GLENLIVET 18yo [Official] を飲みながら食事を頼んできたのですが、その部分に付いては気軽に食事をとりたいので割愛させて頂きます。その後の、モルトをゆっくりと楽しんだ部分をブログにしたいと思います。
食事を頂き、その後にゆっくりとモルトを楽しむ1杯目に選んだのは Rosebank 1991 14yo [Whisky Exchange] です。もう少し華やかなモルトを想像してたのですが、口に含んでみると軽めのスペイサイド・モルトと言われても違和感がない程のりんごの風味が印象的でした。もちろん、始めは花のような穏やかな香りだったのですが、それが徐々にりんごの風味を持ち始め、最後には熟したりんごのようにまでしっかりとした味わいを持ったのでした。(今日のタイトル:『花に吸い寄せられた蝶が吸う蜜』)
今日は、Longrow Fair をしていたので、こうなったら Spring Bank 蒸留所の持つ3つの顔を飲んでみようと、2杯目には Hazelburn 8yo [Official] を頂きました。このモルトは、最初に非常にはっきりとした洋梨の味わいがするのですが、時間と共に洋梨の風味がりんごの風味へと取って変わっていくのが面白かったです。まだ若いモノの、そうした若さはあまり感じないのは3回蒸留の熟成が早くなる部分が良い形で現れた結果かもしれませんね。(今日のタイトル:『洋梨の風味とりんごの風味の競演』)
3杯目には、ピートの段階を1段上げて Spring Bank 15yo [Official] です。そうは言っても、現行のボトルを飲んでも面白くないので古いボトルを頂く事にしました。ボトルの中もかなり減っていたので、若干風味は薄れてしまっているかもしれないのですが、それでも充分に自己主張する香水のような香りを伴った甘さが際立っていました。また、Hazelburn 8yo [Official] の後だけにピートの香りもしっかりと感じる事ができたのも面白かったですね。(今日のタイトル:『穏やかな甘みをもつ香水』)
今日最後のモルトとして選んだのが Longrow 1974 25yo [Official] です。このボトルには否の付け所がないですね。ピートの香り・華やかな香り・長期熟成による果実の香りが非常にバランス良く存在し、どれもがしっかりとしているのです。そして、最後の方に香るバニラ香も全体のバランスを崩す事なく現れて、そのまま存在してしまうのも面白いですね。これだけハッキリとした味わいで、余韻まで長く楽しませてくれるモルトを飲めるというのは幸せ以外の何ものでもないですね。(今日のタイトル:『ピートと果実の香り溢れる泉』)
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2006年09月10日
喧騒を離れて
業務連絡から、本日はメインブログにて Aberlour 1989 14yo [Cadenhead, Authentic Collection] を掲載しましたので、興味ある方はブログ最下部のリンクからか、今日のブログの写真をクリックしてみてください。
この日は、しっかりと飲みに出かける予定でいましたので、ひとまずは東京に出ると必ず顔を出す、歌舞伎町のスコティッシュパブを訪れます。この日の最後の目的は Highland Park 1973 27yo [Matthew D. Forrest] です。そこに向かって頭の中でこの日の流れを組み立てます。まずは1杯目(シャンパンを飲んでいるので既に1杯目でない気が…)に、Bladnoch 10yo [DMH, Flower&Animal] を選択。ローランドのモルトらしい穏やかな雰囲気にりんごの香りが微かに漂います。最初の1杯から今日は良い感じでスタートできたと思いながら、ゆっくりとグラスを傾けていきます。そして2杯目を何にしようかと悩んでいたらチーフから「スコティアのヘビー・ピートが入っているよ」との一言が、その言葉にぐらっときてしまい Glen Scotia 1999 6yo [Official, Limburg Whisky Fair] を頂きました。非常にピートが効いていてややくすんだゴムのような匂いがありながらも、優しいモルトのようにも感じました。この矛盾した雰囲気がとても楽しかったです。余談ですが、これを飲んでいる時に、隣に座ったアメリカからの団体さんに、「それはどんな味なんだ?」と聞かれたので 「Very Peated」 と答えたら複雑な表情を浮かべながら 「Oh!」 と苦笑されました。そして、3杯目に Highland Park 1973 27yo [Matthew D. Forrest] を注文です。最初から飲むつもり満々でしたので、その味も想像通りで、非常にフルーティーで重厚な感じがある素晴らしい完成度でした。これを飲んで悦に浸りながら、少し早めにホテルに戻ります。もちろん目的は、せっかくの機会なのでホテルで1杯だけ都会の喧騒を離れてモルトを嗜もうと思っての事です。ラスト・オーダーになんとか間に合い、そこで感動の出会いをするとは夢にも思いませんでした。それは、スコティッシュパブで最後に注文した Highland Park 1973 27yo [Matthew D. Forrest] を自分の中で超えるモルトに出会えた事でした。そのモルトこそが今日のメインブログで紹介している Aberlour 1989 14yo [Cadenhead, Authentic Collection] です。もともと Aberlour は好きなのですが、この日一番重厚なモルトがこのモルトでした。こうして、秋に入ってきてシェリー樽熟成のモルトを選んできたのが、このように素晴らしい出会いの連続で非常に有意義な夜となりました。もちろん、今日は1日都会の喧騒を離れてチェック・アウトまで時間を過ごしたのでした…。




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2006年09月09日
ウェルカムドリンク
東京に出かけると話をしていたとおり、この日は新宿へとやって参りました。チェックイン時間は15時。羽田空港に着いたのが12時でしたので、ひとまず新宿駅で電車を降りてお昼ごはんを頂きます。今回の目的は2つ、1つは時間をゆっくりと過ごす事、そしてもう1つは友人の誕生日を祝う事。そこで、お昼ごはんものんびりと頂き、2時を過ぎたところで飲み物などの買出しも済ませてホテルへと向かいます。予約を入れる段階で、ホテルの方と今回の目的をお話していたところチェックインの時に、「お祝いに差し上げてください」と可愛いブーケを頂きました(写真2枚目)。ホテルの心遣いに感謝感激です。そして、部屋に入ると荷物を整理して少しくつろぎ、その後ホテルのスパで長旅の疲れを癒します。そして部屋に戻ると、ウェルカムドリンクが届いてありました。 LOUIS ROEDERER BRUIT のハーフボトルが1本。風呂上りのシャンパンは体に染みますね!これを頂いてから、この日の飲んだくれライフがスタートするのです…


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2006年08月27日
歌舞伎町の夜
業務連絡から、8/20のブログで紹介した Bunnahabhain 1997 8yo [SMC] のテイスティング・ノートをメインブログに掲載しましたので、興味ある方はブログ最下部のリンクからか、紹介日のブログの写真をクリックしてみてください。また、写真もアップ致しましたので、あとはメインブログでテイスティングノートを公開するのみとなりました。こちらは、飲んだモルトを順次執筆しておりますので、アップするまで今しばらくお待ちください。
昨日の晩ごはんは、新宿のオイスターバーで牡蠣三昧をしてきました。その時は軽く飲んだくらいで、その後 歌舞伎町にある行きつけのスコテッシュパブでのんびりと時間を過ごします。この日の終着点を Port Ellen 1982 20yo [Silver Seal] に持って行こうとチーフと相談。まずは、1杯目に軽い風味のローランドモルトからスタートする事にしました。そこで選んだのが、Rosebank 1989 15yo [Blackadder, Raw Cask] 。花のような香りに蜂蜜の甘みが合わさる、始めの1杯にはちょうど良い感じのモルトでした。そして2杯目にはもう少ししっかりしたものをと言う事で、Tomintoul 1967 38yo [Whisky Exchange] をチョイス。38年という長期熟成ですが思ったよりも軽い感じで、熟したりんごのような風味がしっかりとある、穏やかで果実の香りがほのかに香る心地よいモルトでした。ここであと2杯は飲みたいなと思ったので、シェリーのしっかり効いたものをと Isle of Jura 21yo [Official, Whisky Live Tokyo 2006] をオーダー、これが鹿肉のステーキソースのような、濃厚なナッツの風味とシェリーの甘さが絶妙に絡み合った味わいが印象的でした。そしていよいよ今日最後の1杯です。Port Ellen 1982 20yo [Silver Seal] は、リフィルシェリーで熟成されたのでしょうか?穏やかな磯の香りと果実の風味が織り合わさっているのです。まるで、潮の穏やかな日のポートエレンの港を連想させてくれるモルトでした。こうして、歌舞伎町のネオン街の中少し異空間のスコティッシュパブで、ウイスキーの魅力に取り付かれながら1日が過ぎて行ったのでした。




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昨日の晩ごはんは、新宿のオイスターバーで牡蠣三昧をしてきました。その時は軽く飲んだくらいで、その後 歌舞伎町にある行きつけのスコテッシュパブでのんびりと時間を過ごします。この日の終着点を Port Ellen 1982 20yo [Silver Seal] に持って行こうとチーフと相談。まずは、1杯目に軽い風味のローランドモルトからスタートする事にしました。そこで選んだのが、Rosebank 1989 15yo [Blackadder, Raw Cask] 。花のような香りに蜂蜜の甘みが合わさる、始めの1杯にはちょうど良い感じのモルトでした。そして2杯目にはもう少ししっかりしたものをと言う事で、Tomintoul 1967 38yo [Whisky Exchange] をチョイス。38年という長期熟成ですが思ったよりも軽い感じで、熟したりんごのような風味がしっかりとある、穏やかで果実の香りがほのかに香る心地よいモルトでした。ここであと2杯は飲みたいなと思ったので、シェリーのしっかり効いたものをと Isle of Jura 21yo [Official, Whisky Live Tokyo 2006] をオーダー、これが鹿肉のステーキソースのような、濃厚なナッツの風味とシェリーの甘さが絶妙に絡み合った味わいが印象的でした。そしていよいよ今日最後の1杯です。Port Ellen 1982 20yo [Silver Seal] は、リフィルシェリーで熟成されたのでしょうか?穏やかな磯の香りと果実の風味が織り合わさっているのです。まるで、潮の穏やかな日のポートエレンの港を連想させてくれるモルトでした。こうして、歌舞伎町のネオン街の中少し異空間のスコティッシュパブで、ウイスキーの魅力に取り付かれながら1日が過ぎて行ったのでした。
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